2008年02月25日

【京介のレース回顧】 2/23 クイーンC


<レース展開>

 内のラヴドシャンクシーと外のスワンキーポーチがやや大きく出負け。
オールフォーミー、外側のマイネウインク・ライムキャンディもスタートは安目。
大外のパッションローズは好スタートを切ったが敢えて、と言う様子で押さえ込む。
二の脚が速かったのはデヴェロッペ1頭だけ。
そのまま競る様子もなく単騎逃げにスンナリ持ち込めた。

2番手が4頭、外からラルケット・マイネブリッツ・マルターズオリジン・カレイジャスミン。
その中からラルケットがデヴェロッペを追いかけてキッチリ鈴を付けに行く。多少頭の高いフットワーク。
やや離れた6頭目にエフティマイア。
後ろの3頭は内からオールフォーミー、中リーガルアミューズ、外ライムキャンディ。
少し離れてリトルアマポーラが隊列の外へ張り出す動き。
また離れて追走を手控えたパッションローズ。その後ろに折り合いは付いているルルパンブルーとマイネウインク。
その後ろにスワンキーポーチとシャランジュ。
全体に密集する所がないまま縦にバラバラと崩れた隊列で、そこから大きく離された最後方にラヴドシャンクシー。

⇒3角に侵入し、引っ張って逃げていたデヴェロッペは前走と同じくコーナー過ぎでグッとペースを落とす。
先行勢もそれにはやし立てたりはせず、倣って膠着。
全体にまだ動く所はないが、4角で馬群が凝縮し、出口では一団になる形。
先行勢がペースを下げて、追いかける後続は前が詰まるので、4角出口で大きく外へ張り出さざるを得ない。

⇒直線残り400mでデヴェロッペが再び後続を突き離しに掛かる格好。
2番手のラルケット、その外に並んだエフティマイアも手応えはある。
全体にまだ隊列は大きく崩れず、その後ろも余力はありそう。
外から並んでくるのはライムキャンディ、大外からリトルアマポーラ。
後方追走から4角で大外に振ったシャランジュ、スワンキーポーチは先行勢との4馬身差が詰まってこない。

⇒坂上では内ラチ沿いをかなり粘り込んでいるデヴェロッペ、それに並びかけるラルケット。
エフティマイアは坂を上がって勢いが鈍った。
後ろに追い縋ってたカレイジャスミン・マルターズオリジンは脚が続かない。
外からリトルアマポーラが明らかに違う脚色で伸びてきて、その内ではライムキャンディが渋太く詰めて来る。
一つ後ろではパッションローズが一瞬だけ反応して伸びが止まり、マイネウインクは馬場の内でジリジリの状態。
馬場の外側でリトルアマポーラが完全に隊列を一変させ、その内にライムキャンディが2着を確保する伸び。
直線最後に内側のデヴェロッペとラルケット2頭の鍔迫り合いをラルケットが制した。
マイネウインクが最後に渋太く差を詰めたが、デヴェロッペには及ばず。

極端な傾向と言うほどではないが、
上位8着内には2桁着順の馬が並び、実力・人気で劣る内枠の馬は軒並み頓死。
リトルアマポーラの上がり34.4は、今日の馬場状態かつ強風の中では一枚抜けている。

続きを読む

JRDBはこちら 携帯版JRDBはこちら 携帯からの申し込みはこちら PCからの申し込みはこちら



2008年02月24日

【重賞レース分析】 中山記念



中山の1800M戦は得意とする馬は滅法強く、中山記念も近10年で2勝馬が2頭存在する。
そのうちの1頭、昨年の勝馬、ローエングリンは繁殖に上がってしまつたが、昨年の2着馬エアシェイディ、05年の2着馬カンパニーが出走する。

■過去10年の傾向

 1番人気 【4-1-1-4】
 平均単勝配当  795.0円 (10件)
 平均複勝配当  254.7円 (30件)
 
1番人気は5連対と取捨に迷う所。
信頼の置ける1番人気は単勝オッズが2倍を切るような人気のとき。
8番人気まで勝ち鞍があり、6番人気が2勝と中穴でも十分馬券の圏内。
複勝圏内まで広げると7番人気あたりまでは十分に馬券の対象。

4歳馬が4勝と勝ち鞍が多く、5歳馬は勝ち鞍ななし。反面昨年8歳のローエングリンが勝っているように高齢馬でもチャンスは十分。
今年の重賞の傾向からみても高齢馬に注目したい。

内回りなので、1・2枠が好成績だが、3枠は連対馬なしと死目。6枠も1連対のみ。

500キロを超える大型馬の勝星はなく、ダイワメジャーなどの2着止まり。
440キロ以下の軽量馬は連対もなし。







JRDBはこちら 携帯版JRDBはこちら 携帯からの申し込みはこちら PCからの申し込みはこちら


【重賞レース分析】 阪急杯



高松宮記念のステップレースとして2000年からこの時期に施行。
05年までは1200M戦だった。
06年には、この日で騎手を引退する松永幹騎手が11番人気のブルーショットガンで快勝。「競馬の神に愛された男」として印象に残るレースだった。

施行時期、距離と少しバラ付きはあるが過去10年の傾向

 1番人気 【3-2-1-4】
 平均単勝配当  818.2円 (11件)
 平均複勝配当  295.0円 (30件)

1番人気の連対は50%と可もなく不可もなくといった所。
連対馬20頭のうち、3番人気以内は13頭とこちらも平均的。
11番人気の勝ち鞍があるが、基本的には穴馬の台頭は2着までか。

ステップとしては、シルクロードS組が3勝を挙げているが、前走大敗からの巻き返しで、、人気薄でも警戒は必要。
注目は阪神C組か。昨年はプリサイスマシーンが阪神C2着から一息入れてこにから始動で見事に勝ち鞍を挙げている。
昨年このレースで3着だったズスカフェニックスは今年は阪神C勝ちのステップで臨んできたので、やはり有力馬の1頭だろう。

血統からの注目はサンデーサイレンス産駒に勝ち鞍がないこと。
短距離の重賞らしく、外国産馬が3勝を挙げている。






JRDBはこちら 携帯版JRDBはこちら 携帯からの申し込みはこちら PCからの申し込みはこちら


【重賞レース分析】 アーリントンC



前身となったペガサスSではあのオグリキャップが中央デビューを飾っており、秋の天皇賞でタマモクロスに敗れるまで重賞6連勝を記録している。

過去10年とも阪神のマイルで行われているが、昨年から外回りコースを使用。

■過去10年の傾向

 1番人気 【6-1-0-3】
 平均単勝配当  562.0円 (10件)
 平均複勝配当  284.7円 (30件)

1番人気は6勝で7連対と好成績。しかし、そのうち5連対は武豊騎手によるもの。
シンザン記念、きさらき賞、そしてこのレースとこの時期の3歳戦では武豊騎手は滅法強い。

今年の注目はその武豊騎手の騎乗する、ポルトフィーノ。
過去このレースは牝馬の成績は全く冴えないが、次週にチューリップ賞を控えており有力馬はそちらに使うことが多く、実績のある馬は殆ど出走していない状態だったので、参考外といえそう。
ペガサスS時代にはシャダイカグラがここをステップに桜花賞を勝っている。ちなみに、鞍上武豊騎手、前走エルフィンSと状況は良く似ている。

やはり、前走もオープンでレースをしている馬が上位。
きさらぎ賞組がトップだが、ここ数年は結果が出ておらず、クロッカスS組に注目だが、クロッカスS組は前走で好走していることが条件。






JRDBはこちら 携帯版JRDBはこちら 携帯からの申し込みはこちら PCからの申し込みはこちら


【お知らせ】 本日の京都競馬開催に関して


 2月24日の京都競馬開催は、積雪の影響により、「競走取り止め」「発走時刻」および「コース変更」が発生しました。

<取り止めレース>
4R 「障害競走」は取り止め

<発走時刻の変更> 
1R 9:55 ⇒ 10:20(発走時刻の変更)
2R 10:20 ⇒ 10:50(発走時刻の変更)
3R 10:50 ⇒ 11:20(発走時刻の変更)

<コース変更>
5R 芝2000m ⇒ ダート1900m(コース変更)
6R 芝1800m ⇒ ダート1800m(コース変更)
9R 芝1600m ⇒ ダート1400m(コース変更)
10R 芝2400m ⇒ ダート1900m(コース変更)
11R 芝1400m ⇒ ダート1400m(コース変更)

※5R以降の発走時刻は予定どおりで行われます。

なお、東京競馬については通常通り開催されます。

詳しくは、JRAホームページをごらんください。


JRDBはこちら 携帯版JRDBはこちら 携帯からの申し込みはこちら PCからの申し込みはこちら


【レース結果】 2/24(日) 京都競馬


【レース結果】 2/24(日) 東京競馬


2008年02月23日

【お知らせ】 フェブラリーS(G機砲鯏按賤汁


【乗り替わり推進委員会】2/24


フェブラリーSは地方馬が3頭出走のため、JRAの所属馬は13頭。
そのうち、11頭が関西馬。
2頭の関東馬は共に久保田貴厩舎だが、ドラゴンファイヤーはダイワスカーレットの回避による繰上り。
古馬のダート路線は西高東低傾向が著しい。

日曜の注目乗り替わり

東京11レース フェブラリーS
8.ロングプライド
河北→ペリエ

この馬が馬券の圏外に消えたのは共に河北騎手の騎乗時。
今回はフェブラリーS好成績のペリエ横山典弘替わり。
十分勝ち負け


JRDBはこちら 携帯版JRDBはこちら 携帯からの申し込みはこちら PCからの申し込みはこちら


【レース結果】 2/23(土) 東京競馬


【レース結果】 2/23(土) 京都競馬


2008年02月22日

【Webレーシングペーパー】 フェブラリーS・クイーンC・京都記念


【重賞会談】 フェブラリーS・クイーンC・京都記念 京介の見解


【土曜 東京11R】
☆クイーンカップ(G3)☆

×1.オールフォーミー
 細身で直飛。前走のパドックの形は結構良かった。
 体の伸びがないピッチ走法で一瞬脚タイプ、芝の緩急の競馬にはかなり苦労しそうというのが新馬からの感想。
 
×2.ラヴドシャンクシー
 細身で線が決まってない状態ながらも、筋繊維の弾力頼みで超スローの新馬を勝った馬。
 かなりレベルの低い新馬戦だったし、新馬からビュッと動ける早熟血統のおかげ。
 幅も見劣るしトモも弱いので初速スピードに乗って行けず、大幅な成長がないと苦しい。
 仕上がり早で鉄砲でも楽に動けるタイプなので、そこが救い。ただ馬込みにも怯みそうだが…。

△3.デヴェロッペ
 牝馬ながらも、四肢も首も繋も長い大柄。必要十分な幅はついていて全体のバランスも良い馬。
 前走は「ダートですら上の条件上がると後方ままなのだからこの大柄で芝OPでは…」と高を括っていた所、
 荒れ馬場と強風にも全くパワー負けしないフットワークの強さを見せてあれよあれよの逃げ切り。
 ただし菜の花賞は、加速するべき勝負所3〜4コーナーで12秒半ばのラップが2度続き、
 全体時計も1分35秒台とかなり平凡なもの。
 この時計でクイーンCが決まることもあるにはあるが、阪神JF組も多数いる以上字面が弱い。
 阪神JF組が揃いも揃って弱いと思えれば、この馬に期待してみるのもアリ。

×4.リーガルアミューズ
 ラベンダー賞当時から指数も伸びてないし、体の芯も弱い。

○5.カレイジャスミン
 瞬発力競馬に対応できるタイプで、バランスの良いしなやかな脚長体型。府中実績アリ。
 阪神JFではやや掛かったものではあるが自力で動いて勝ちに行く競馬をしており、
 今回は楽な展開になること必至。
 早熟馬で能力・馬体が止まってたとしてもそこそこ勝負になるが、
 馬体に成長が見られればなお強調できる。

◎6.リトルアマポーラ
 関西馬。前走は牡馬を向こうに回して京成杯に挑戦。
 体格がガッシリしていてバネの強い馬体でもあり、
 ヒョロヒョロした関東馬に比べれば単純な馬体の幅が違うし脚力上位だろう。
 多少追い出して頭が上がり反応が悪くなる甘さはあるが、それでも楽に上のはず。

△7.マルターズオリジン
 牝馬の割に骨量があって脚長。トモの形も良く体格がある。
 冬場に入ってからかなり冬毛が目立ち、大幅な馬体落ちがないにせよ四肢の運びの重たさは感じる。
 競馬内容としては前走も前々走も良いものなのだが、必要もないのに徐々に行きっぷりが落ちているのは気になる。
 単純な力(指数)だけなら十分通用するが。

×8.ルルパンブルー
 前走はパドックでも評価していた。
 寸がかなり詰まってる上に極端な腰高体型で、しかも1400mの距離で掛かってしまうほどスピード過剰で乗り難しい。
 短距離体型である以上に、速いペースにムリヤリ付いていく競馬の方が合っているタイプ。
 手脚の伸びがない馬なので、なおさら府中で直線の長い、タメてタメての競馬では狙いが下がってしまう。

○10.ラルケット
 レベルの高いまとまり型で仕上がり早。現時点ではファルブラヴのB級馬モデル。
 手先の形が素直で癖がなく、腰の甘さを抱えつつもしなやかな動きが出来て全身の伸びが良い。
 府中というよりも単純なスピードをすぐに出すことに関しては優秀。
 全身運動のユルさが持ち味の分、強い踏込みの起点になるガッチリ整ってる箇所がないため、
 関西の一線級に入れると見劣ると見ていたが、実際阪神JFではその通りだった。
 成長してきた部分があれば、ここでも十分足りる馬。

×11.シャランジュ
 小柄でかなり非力、背丈もなく完歩もかなり小さい。スピードでは威張れず、ムダのなさが強調点。
 展開が完全に崩れて後出しする競馬で良さを見せた新潟2歳S2着、それと阪神JF5着。
 どちらもフットワークの限界ギリギリといった走りで、ここからさらに上という印象を感じない。
 馬体が増えたら増えたで持ち味がなくなる。府中のスローペースは特に苦しいと見るが。

×12.スワンキーポーチ
 アグネスタキオン産駒の弾力の良さはあるが、腰が上下しトモが大きく間延びして流れる歩様をする馬。
 体を伸ばすことに長けていても体を縮める動きがない走りなので、上がりの速い競馬には大いに疑問を残す。
 対して道中厳しいペースになり、上がりが掛かる体力勝負になった方が良い動きをするタイプ。
 府中に替わって相手が強くなるのは疑問符が残るが…。

×13.エフティマイア
 新潟2歳Sを勝っているために1kg余分に背負う。
 一度2歳秋にリズムを崩したが、そこから徐々に持ち直している様子は見て取れる。
 早熟ぶりと軽いスピードで圧倒した馬だけに、府中自体は本来適性がある方。
 しかし、他の馬をもう一度追い越す馬体にならないと1kg分不利は賄えないのでは。
 
×14.マイネウインク
 細身でまずまず悪くない馬体だが、トモの肉付きが物足りず腰も緩かった。そういった完成度でやや劣った2歳秋。
 素材として案外悪くないのだが、休み明けで重賞だとさすがに見劣るか。



【土曜 京都11R】
☆京都記念(G2)☆

×2.タイキマドレーヌ
 府中牝馬Sですら格下に感じたのに、ここでは無理でしょう…。

○4.トウショウナイト
 冬場をほとんど緩い状態で回していて実質競馬をサボっていた馬だが、AJCCでキッチリ仕上げると即結果に繋がった。
 成績は不恰好だが、状態が良いのは間違いがなく、荒れ馬場も京都記念そのものの条件も良い。
 冬場でダメージが残りかなり怯んでいるデキの馬が多い中、逆に今回は好感を持てる。

△5.ドリームパスポート
 デキが落ちているわけではない。
 厩舎がこの馬の良い部分を的確に捉え、その才能を伸ばす調教を積むかどうかということ。
 それができないと2着病が3着病になるだけなので。
 京都の2200m自体はある程度良い、と言うぐらいの条件。前走よりは好転と言えるが。

×6.センカク
 悪い状態ではないと思うが、現時点で上積み要素が少ない。脚力不足も問題。

★8.シルクフェイマス
 前走は案外悪くなかったし馬体のブレも気にならなかった。
 完全ノーマークに決まっていると思うので、中間の動きと当日の気配次第では面白い印を振っても良いのでは。
 本来、格では全く見劣りしないので。

★9.フサイチホウオー
 腰が落ちているわけでもないし馬体に痛みもない。良い姿勢、良い状態を保っている。
 ただ気性悪化が大いに災いしていて、とにかく競馬にならない。
 元より安藤勝己騎手が毎回毎回命からがらモタレ制御で苦労していたぐらいで、乗り難しさ特A級の馬。
 いつでも激走して良いデキにはあるが…。

◎14.アドマイヤフジ
 デキの良さを推すならまずこの馬。
 「どれだけデキが良くても後ろから行く鈍い馬なんて中山じゃあなあ…」
 という先入観があって前走時に強い評価をしづらかったが、
 体に芯が入って手先のモタつきがなくなると以前の解釈を覆すほどに競馬振りが一変。
 手先がゴツいから動きのズブさで苦労していた馬だけに、逆に荒れ馬場は大歓迎だしタフネスも十分。
 元から京都はかなり得意。ここでも。

◎16.ウオッカ
 まともな状態であればもちろん能力最上位。
 ダービー勝利以降、アクシデントに見舞われ絶好調時のリズムを取り戻せないままでいるが、
 中間の猛調教連発が本当に実になっていれば…というところ。



【日曜 東京11R】
☆フェブラリーステークス(G1)☆

×2.ノボトゥルー
 前走の馬体は根岸Sよりも遥かに良かった。
 それでもスピードの衰えは目立つ。特に四肢の関節が滑らかに動かない。

×6.メイショウバトラー
 取り立てて前走からの上積み要素は見当たらない。
 性能もそこまでズバ抜けた部分がない。

△10.ブルーコンコルド
 明らかに好調を維持していたJBCクラシックのパドックの横並びでヴァーミリアンに見劣った。
 その時点で大きな差が付いてしまった格好だろう。
 JCダートは明らかに太い状態、東京大賞典はそこから少々持ち直したぐらい。
 昨年の2着馬だが、実力的に分が悪いと見捨てるか人気落ちでオイシイと見るか。

×11.ヴィクトリー
 芝馬。
 半腱半膜近辺の筋肉の付き方が浅いし、何より繋が細い。
 胸前が結構ゴツくなってきていて健康そうな馬体に見えるが、毛艶が良いだけで太めだと思う。

×12.リミットレスビッド
 別に悪くもないが、さすがにどん臭い。

×13.ビッググラス
 薄身に作ることで体格で負けるような印象が出始めた。
 前走のような酷い不利を受けると、次走で馬が馬込みを気にしてしまって後手を踏むのでは。

◎15.ヴァーミリアン
 多少両前の蹄に不安があり、8割5分ぐらいのデキでずっと回してた秋G1戦線だったが、
 そこで全て上がり1位のダントツ圧勝。
 つまり、現時点でのダート路線で上がり1位の馬。スピードの格が違う。
 写真を見るともっとピシッと姿勢良く立って欲しい物足りなさは残るし肉厚にも余りがありそうだが、
 秋の時点でもそういう箇所を残しつつ別に完璧でもなかったので、あまり気にしない。
 マイルは府中なら問題ない。
 
×16.ワイルドワンダー
 前走でかなり馬体を作ってきていて、大幅な上積みをあまり思わせない状態で前走のIDMが72ほど。
 根岸Sそのものの内容も低調だったがゆえに、G1を獲れるほどの強力な買い材料をあまり感じないが。
 この馬が人気するのなら、フィールドルージュを評価したい。



JRDBはこちら 携帯版JRDBはこちら 携帯からの申し込みはこちら PCからの申し込みはこちら


【重賞会談】 フェブラリーS・クイーンC・京都記念


[赤]
 ここんところ寒さと例の雪で、自己の馬券では闘争心が萎え小銭で参加するのが精一杯ですわ。ま、お天気だけでなく、今の京都の馬場はダート芝を問わず、難儀の一言です。それだけにパドック然り、返し馬も馬場状態が悪いがゆえに正常な返し馬が出来ない馬も多だおり、デキの良し悪しが見分け辛くてナキが入っています。今は、馬券氷河期ちゅうところでフトコロは凍てリ付いていますわ。

[キャ]
 赤木さんがそんな事で泣きをいれてどうするんですかー!もっと会員さんの身にもなって頑張っていただかないと…。

[赤]
 う〜ん、わしも精一杯やってるんやけど、競馬はパドック&返し馬優先で決着するレースもあれば、それぞれのデーターやファクターが優先したり、また、ギャンブル的要素(アクシデントなど)でのレース決着もある訳です。特に、馬場状態が悪くなるとギャンブル的競馬に…。(涙)

[キャ]
 ギャンブル要素が大きいと云われればそれで終わってしまいます。がもっと上を目指すためにも来年のこの季節を克服できるように研究を重ねて下さい。

[赤]
 ハイ、ハイ。承知賜りました。←(無理難題ばっかり押し付けて…)

[赤]
 えーっと、なんの話しでいたかいナぁ。
あっ!キャップ、今週は東京ではG1のフェブラリーステークスと京都は重賞の京都記念ですな。
フェブラリーはG1ちゅうたかて、東京競馬場ですからピンときませんが、京都記念は地元ですよって自然に気合が入ってきますわ。
それになんでもあのウオッカが出走するそうでパドックも賑やかになりそうです。

[キャ]
 ダービー馬ウオッカの参戦でファンも沢山きそうですね。僕も観に行きたいのですが、今週は事務所の人員不足で行けそうもありません、残念です。

[赤]
 それにしてもダービー馬をここまで走らせるのはどうなんでしょうか?陣営の行動に理解不能ですわ。

[キャ]
 それを"ひがみ"というんですよ。馬主、厩舎サイドはそれなりの根拠があって出走させているんですから。

[赤]
 そうでんな。他人様が良かれと思ってのことでしょうから、わしがそれに対してクチを挟むことはしたらあきません。
ま、事故無く、無事完走することを祈って応援だけしときますわ。
ただネ、このウオッカは陣営だけの馬ではなく、いうなれば競馬ファンはもとより国の宝です。そこんところをもう少し陣営に考慮していただければ…と。

[キャ]
 ところでフェブラリーと京都記念の見解がまだ届いていませんが。

[赤]
 そう来るだろうと思って、今週はちゃんと仕事しときましたデ。ほなサイナラ。

[キャ]
 まだ宵の口ですよ。少しは他のスタッフの仕事手伝うとか、たまには専門紙印打ちの手伝いとか、掃除とかする事は沢山ありまるんですからぁ・・・。

[赤]
 イヤハヤ・・・手伝いたいのはヤマヤマなのですが、本日は歯医者の予約が入っているので勘弁して下さいよ。

[キャ]
 何かと言うと病院や歯医者や、漢方薬店に行くとか、ジョギングがどうたらと言い訳がましいんですよね!

[赤]
 キャップ!わしを信頼しないで誰を信用するのですか。これ、歯医者の受診カードですわ。ネ、ここに予約時間が記入されていますやろ。もう時間が無いのでほな行ってきますわ。

[キャ]
 『谷水歯科』?なんかウソっぽいけど・・・。
しかも、歯医者の治療など直ぐ終わるはずなのに…プンプン。


【土曜 東京11R】
☆クイーンカップ(G3)☆

注ラルケット
 前走の敗因は、後肢球節の影響か?出遅れて見せ場なく終わったが、上体そのものは奥のある身体つき。仕上がり次第では。パドック情報必見。

*カレイジャスミン
 叩き良化タイプで休み明け緒戦は?

*シャランジュ
 使い減りするタイプだけに一息入れたのは正解。当日の仕上げ次第では注意も。

*パッションローズ
 馬体構造的には距離微妙もデキ自体は良い。

*マイネブリッツ
 身体つきは悪くないが、ここ2走ともテンションが上がり過ぎ。長距離輸送に課題。

*ライムキャンディ
 初戦のレース内容は上々も、レース経験が浅く、このメンバー相手では…。


以上が関西で出走した馬のコメントです。



【日曜 東京11R】
☆フェブラリーステークス(G1)☆

◎ドラゴンファイヤー
 馬体構造的にはこの距離がベスト。前走こそスタート一息で流れに乗れず見せ場無く敗退したが、デキに関しては何等問題無く、巻き返しに期待。

○ワイルドワンダー
 現時点で活きの良さではコレが癸院5離・コースともベスト。

▲ロングブライド
 サクラローレル産駒にしては筋肉が柔らかく、見た目はパッとしないが、中身は上位馬と遜
色なし。展開次第では単まで見込める。

△メイショウトウコン
 馬体は筋肉のメリハリ出て良化一途。ただ、前走は歯軋りしながらの周回で少しストレスが溜まりかけている様子。当日のパドックでリラックスしていれば要注意。

△デアリングハート
 ここ2走のレース内容ではダート適性も高そう。有力馬が差し追い込み脚質で、先行できるこの馬にとっては展開利ありそう。複勝圏内なら。

*ヴァーミリアン
 川崎記念を飛節炎で出走回避した影響か、週中の立ち写真ではトモ(後肢)回りの張りが少し落ちた感。また、馬体構造的にもこの距離は微妙。

*クワイエットデイ
 上体に関してはキッチリ仕上がっており何等問題ないが、如何せん脚元に難を抱えており、過大評価は?

*ブルーコンコルド
 馬体構造的にはこの距離がベスト。ただ、中間の立ち写真を見る限り、良い頃の張りが無く、腹回りもダブついているように映る。ただ、これらは長距離輸送でいい方向に出る場合もあり、パドック情報必見。

 前走、関西で出走した馬の中で食指動くのは◎ドラゴンファイヤーと▲ロングブライドの大駆けに期待と云ったところです。


【土曜 京都11R】
☆京都記念(G2)☆

◎アドマイヤフジ
 叩き3走目馬体&気配ともピーク迎える。勝ち負け必死。

○アドマイヤオーラ
 休み明け緒戦から仕上がっていたため大幅な上積みこそないが安定感ではコレが1。

▲ダークメッセージ
 前走は直前の雨影響もあったが、2着と踏ん張りデキの良さをアピール。良馬場なら大駆け可能。

△ドリームパスポート
 まだ半信半疑な面残るが押さえは必要。

*ウオッカ
 馬体の良さは相変わらず問題無いが、問題は闘争心が何処まで復活しているか?競走馬によくある症状の燃え尽き症候群でなければ良いのだが…コレだけは走ってみないコトにはハッキリ云って分かりません。


 *ウオッカの取捨が難儀なところですわ。
今までの経験からいわしてもらえば、ダービーで燃え尽きた感がします。
と云って全てが終わったと言う意味ではありません。
馬と云うのはこのような状態になっても、人間がこれらの症状を把握し、もう一度、あの闘争心を蘇られてやれるか、だけ。
その為の調教なり普段の稽古&接し方(メンタル面)をどのようにしてやれば良いか、陣営の技量、器量が問われるところでしょう。
 何度も云いますがウオッカは「日本の宝」、大事にして欲しいですね。




JRDBはこちら 携帯版JRDBはこちら 携帯からの申し込みはこちら PCからの申し込みはこちら


【競馬新聞】 使おう!JRDB競馬新聞


 JRDBの新聞は、現代競馬の新聞である以上当然、指数をベースに作られています。
今どきの競馬新聞ならば、どの新聞であろうと指数の類はありますので、特に目新しい物ではないかも知れません。
ただし、世の中のどの指数と比べても断然精度が違う事、そこに落とし込んでいるデータ内容、指数をつけるスタッフの競馬スキル等々、結構凄いんです。ちなみにその指数の名前はIDM
「競馬・IDM」で検索すれば大体の事は分ると思いますので、ここではこれ以上の説明は省略しておきます。
それでは、今回のフェブラリーステークスをJRDB的に考えていきましょう。
と、言いたい所ですが、その前に1つ確認しておかなければならない事があります。

 IDMは馬の総合的に能力を示す指数なのですが、残念ながらフェブラリーSを当てる為の指数ではありません。
IDM順に1・2・3着と、どんなレースでも決まってくれればいいのですが、競馬はそんなに都合良く出来ていません。
新馬・未勝利〜G1まで同じ指数を同じ使い方で表現できるほどには、IDMも万能ではないのです。
非常に有用な道具ではあるのですが、しっかり考えて使ってこその指数であり、そのために僕たちは一生懸命新聞を作っているわけです。

 前置きが長くなりましたが、IDMは一旦横に置いておく事にします。
とりあえず、『フェブラリーS』って一体どんなレースなのか?をさらっと復習しておきましょう。

 色々な解釈があるかとは思いますが、僕個人としては以下のようなレースであると思います

<ダート路線の総決算>
 昨年の秋以降に始動して、トライアルを繰り返し、JCDで一旦頂点を決めて、最後にマイル戦で行う事により、距離適正の幅を広く取って強い馬を決めるレース。
フェブラリーの後は、帝王賞まで(かしわ記念もありますが)国内G1はありません。
この時期にビックタイトルはほぼ集中していて、この流れで勢いに乗っている馬がほぼ毎年勝っています。
ちょっとした、ダート版有馬記念みたいなものでしょうか。
今後はこの後のドバイでのレースが、普通のローテになってくると思いますので、多少変ってくるかもしれませんが。
つまり、距離適性がバラけている面子の中でも、能力+勢いで最後にちゃんと強い馬を決めましょう、というレースです。

 なんでこんな事をわざわざ書くかというと、競馬は基本的に毎年同じ事の繰り返しだからです。
 ・秋天を含む4連勝で望んだアグネスデジタル
 ・3歳の秋には盛岡ダービGPで大差勝ちと、東京大章典を勝ったゴールドアリュール
 ・外国馬には鼻差で負けたけど、3着には5馬身差つけてJCDを勝ったアドマイヤドン
 ・根岸Sをブッちぎりで勝ったメイショウボーラー
 ・3歳でJCDをレコードで勝ったカネヒキリ。
 ・未勝利から5連勝でJCDを勝ったアロンダイト(*出走してません。勝ち馬:サンライズバッカス)
 ・JCDで圧倒的な競馬をして、東京大章典を楽勝したヴァーミリアン(まだレース終わってません)

憶測を含めて並べただけでも、勝つべくして勝った馬達ばかりです。
とにかく、「勢いがあって強い馬が勝つ」とても単純なレースという事は伝わったでしょうか?

 今年の上の例にあてはまる馬は、ヴァーミリアンという事になります。
競馬に絶対はないので、この馬が飛ぶ可能性を探すのもアリなのですが、それをするのであれば別のレースを探すのが効率的です。
特にオッズが発表されてから考え始めてしまうと、余計にアラを探したくなって素直に考えられなくなります。
重賞のように、かなり早い段階で情報があるレースは、先にある程度決め撃ちしておいた方が無駄がありません。
今の時点でまったく分らないレースであるなら、そもそもやるべきレースではないという事なんだと思います。他の自分向きのレースに時間を使いましょう。

 では、実際に新聞を見てヴァーミリアンについて新聞から分る事はというと、
コメントとその下の特記から、スピードのある差し馬という事でしょうか。
イメージとしては、バテずに最後まで伸びるとか、器用に馬群を縫うように上がってくるという事ではなく、4角回った時の手応えが他馬とは違っていたり、直線半ばで前との差があっても、「これは差しきれるなあ」と思わせるだけの脚がある馬という感じ。
その時出したIDMが「83」。馬名左側の「81」が今回の条件等を含めて、このレースで出すであろうIDMです。
−2補正された分は、例えば距離適性による修正であったり、今回予想されるペースによる修正だったりします。
つまり、JCDの時のパフォーマンスほどには出せないだろうという事です。

もう少し詳しく見てみますと、馬柱の下の分部でに、

[良3]
 馬体のデキは良い状態で、その時のパドック点は3点台という意味です。JCDの時はパドック1番手はフリオーソ(次走の東京大賞典で2着)だったのですが、パドックでの馬体の評価は2番手でした。馬体はそれほど良く見せる馬ではないのかもしれません。

 続いて1文字づつの表記があります。

[平]
 パドックでの気配。平凡の「平」という意味です。まぁ、普通だったのでしょう。

面・E・H・舌・バ・新:馬具と脚元の特記です。面がメンコ。Eがエッグハミ。Hがハートハミ。舌が舌くくり。バンテージ、新エクイロクスとなっています。これら1つ1つが何かという事は、JRDBのHPに解説があるので、そちらを参照してください。大体おおまかな感じですと、気性に問題がありそうで、蹄の状態もちょっと怪しいのかな、と読めます。今の時期のダートは凍結防止剤も撒いていますし、散水も結構しているので、多少の脚元の不安であれば問題ない馬場状態になっています。念のため、当日の情報ではチェックが必要ですが。

騎手名のマスの1番下の数字は、武豊騎手が石坂厩舎の馬に乗った時の成績です。過去5年分の2003年からの集計で、43-21-9で、4着以下が47回になっています。率に換算すると、勝率36%、連対率53%位ですので、これまた相当相性の良いコンビになっています。

ざっと見ると、上記のような馬がヴァーミリアンで、不安点も含め今回のIDMが81でトップになっています。
ほぼ1番人気になるであろう馬ですし、出した答えは確かに平凡かもしれません。ただし、JRDBの新聞を使うのであればその内容は、結構説得力もあるし、ちょっと違った視点から考えられると感じて頂けたでしょうか?

後は相手を考えたり、当日の情報の見方を説明したいのですが、それはまた別の機会という事で。


JRDBはこちら 携帯版JRDBはこちら 携帯からの申し込みはこちら PCからの申し込みはこちら


記事検索
JRDB本家はコチラ
JRDBについて
JRDB資料
↑クリックして拡大
⇒JRDBについてもっと詳しく
Archives