2008年07月

2008年07月31日

【血統&馬体講座】ブレイクランアウト-新馬戦


2008年7月27日(日) 新潟6R 新馬戦 1着
ブレイクランアウト-新馬戦パドック
血統&馬体講座ロゴ

ブレイクランアウト 戸田博文厩舎 Shadai Corporation
鹿毛
父スマートストライク
母キュー
母父フレンチデピュティ


【レースコメント】
 まずまずのスタート。中団の外を追走したまま直線へ。残り400m地点で仕掛けられると、グッと加速して一気に抜けてきた。蹴りが強く、仕掛けられてからの反応も抜群。しなやかで掻き込むストライドで、加速力に秀でている。また、加速が付くと体を大きく使った走りになり、スピードにも乗れる。手先も強く、多少の荒れ馬場なら対応できるだろう。


【血統】
 父のスマートストライク(Smart Strike)は加国産で、Mr. Prospectorの後継種牡馬の1頭。半姉にはBCディスタフを制したDance Smartly(父Danzig)がいる。種牡馬として非常に優秀で、JCダート勝ちのフリートストリートダンサー、昨年のBCターフ勝ち馬のEnglish Channel、今年のドバイワールドCを制したCurlinが代表産駒。

 母父はフレンチデピュティ。父として宝塚記念勝ちのエイシンデピュティや凱旋門賞へ出走プランのあるアドマイヤジュピタと好調も、母父としてデビューしている産駒はスズカコーズウェイ(父Giant’s Causeway)と本馬の2頭のみ。共に勝ち上がっており、母父としても活躍が期待できる。

スマートストライク-シルエット
スマートストライク 

フレンチデピュティ
フレンチデピュティ © MIKIKO Ueda.


【馬体コメント】
 脚が短く、腰の位置が高い。やや小柄だが、この血統らしい骨量と筋肉量があり、見栄えも良い。腰もしっかりしていて柔軟性も兼備。特に首の肉付きが良く、蹴りも安定している。気性も前向き。


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【血統&馬体講座】タニノベローナ-新馬戦


2008年7月27日(日) 新潟5R 新馬戦 1着
タニノベローナ-新馬戦パドック
血統&馬体講座ロゴ

タニノベローナ 矢作芳人厩舎 カントリー牧場
黒鹿毛
父グラスワンダー
母タニノミリオネーヤ
母父サンデーサイレンス


【レースコメント】
 軽く仕掛けて先団の外を追走。4角を回って仕掛けられると、一気に加速。先頭へ躍り出て、そのまま押し切った。肢勢の関係で前脚を開いて走るが、しなやかなストライドで蹴りもしっかりしている。また、走りにバネもある。今回はラスト4Fで12秒強のラップが続き、それを差し切った。しかし、終いはやや詰め寄られていたので、スローからの加速勝負が向きそう。


【血統】
 父はグラスワンダー。種牡馬として、今年度は現在33勝。昨年度の49勝の記録を抜く勢い。重賞もマルカラスカル(母父トニービン)が中山グランドジャンプを、オースミグラスワン(母父リンドシェーバー)が新潟大賞典を制している。

 母のタニノミリオネーヤ(父サンデーサイレンス)は1997年生まれ。半妹には現役で活躍中のマイネブリッツ(父パラダイスクリーク)がいる。その母、デンコウセッカはオークスで4着と健闘している。
 父グラスワンダー×母父サンデーサイレンスは、紹介したセイウンワンダーと同配合。

グラスワンダー
グラスワンダー © MIKIKO Ueda.

サンデーサイレンス
サンデーサイレンス © MIKIKO Ueda.


【馬体コメント】
 グラスワンダー産駒にしては骨が細く、スッキリ見せる体型。脚が長くて腰の位置が高く、腰もしっかりしている。しなやかな筋肉は母父サンデーサイレンスの影響で、繋や飛節にもバネがある。距離はマイル前後が良さそう。坂のあるコースもこなせる。


【平間の眼〜次走への一言〜】
マルラニビスティー(2着)
 胴が詰まった腰高の体型で、脚が長く、腰もしっかりしている。ダンスインザダーク産駒は背中が長いためにスピードが不足しがちだが、同馬はしっかりスピードを出せる形をしている。距離は2000mくらいまで対応可能。終始馬群の外を回り、直線では再三モタれていたが、渋太く伸びてきた。スタミナは父譲りか。ゆったりしたしなやかなストライドで、長く脚を使えるタイプ。


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【血統&馬体講座】クリノスレンダー-新馬戦


2008年7月26日(土) 新潟6R 新馬戦 1着
クリノスレンダー-新馬戦パドック
血統&馬体講座ロゴ

クリノスレンダー 中島敏文厩舎 川上悦夫
鹿毛
父タヤスツヨシ
母ポーラーフライト
母父サンダーガルチ


【レースコメント】
 好ダッシュを効かせてポンとハナに立つと、すぐに外ラチ沿いに進路を取る。持ったまま逃げて直線半ばで仕掛けられると、ジワジワと加速して渋太く逃げ切った。非常に回転の速いピッチ走法で、テンの速さに見所がある。前肢を振り出す走りで、ある程度の持久力も見せた。直線コースの適性も高い。


【血統】
父のタヤスツヨシはサンデーサイレンスの初年度産駒。競走成績は13戦4勝で、日本ダービーも制した。菊花賞で6着に敗れた後、屈腱炎を発症し、引退。種牡馬入りした。産駒はダートで活躍する馬が多く、マンオブパーサー(ダービーグランプリ)や、ナスダックパワー(ユニコーンS)がダート重賞を制している。また海外でも、Hollow BulletがG気鮴している。
 今週の火曜、右大腿骨々折のため急死。まだ、16歳の若さで今年も種付けを行っていた。

 母父はサンダーガルチ(Thunder Gulch)。競走馬成績は16戦9勝。ケンタッキーダービー、ベルモントSを制し米2冠馬となった。種牡馬として海外で活躍した馬も多く、中でもPoint Givenは、プリークネスS、ベルモントSを含むG毅蕎,亮体惑蓮
 母父として紹介したバンガロール(父アグネスタキオン)が、先週のマリーゴールド賞で2着と健闘した。

タヤスツヨシ
タヤスツヨシ © MIKIKO Ueda.

サンダーガルチ-シルエット

サンダーガルチ



【馬体コメント】 
 胴が短く、腰の位置が高い体型。やや腰に甘さはあるものの、牝馬にしてはトモが大きい。牝馬ということもあり、血統的にもあまり見栄えはしないタイプだが、張りがあり好仕上がりだった。やや飛節に弱さも感じるが、トモの大きさでカバーできるだろう。平坦コースが理想。


【平間の眼〜次走への一言〜】
コスモパイレット(2着)
 筋肉量、骨量ともに豊富な箱型の体型。牧場で鍛えられた成果か、2歳馬としてはかなりの仕上がりが早かった。ダート戦で除外になり、このレースに矛先を向けた経緯がある。繋がやや立ち気味で、筋肉の質にも硬さが見られるので、やはりダートの方が良いだろう。今回は芝のスピード勝負になり分が悪かったが、それでも2着を確保したのは能力の証。

ケイアイホシノカミ(3着)
 牝馬だがタイキシャトル産駒らしく、トモが大きくて腰もしっかりしている。腰の位置が高く、スピード性能が高い馬体の構造。楽に2番手につけられるくらいテンのスピードがあり、追ってからの加速も効いていた。しかし、終いは脚が上がってしまった。直線コースの競馬では、最後の踏ん張り所で持久力が必要になるので、現状では体力が足りていない印象。ただしこれは、今後の鍛え方で克服できる。コーナーがあるレースで、加速の速さを活かせればチャンスはある。



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2008年07月30日

【レースデータ分析】 飯村式で指数を直感的に。。。

ここでは日曜日の未勝利戦を3R取り上げてみましたが、まぁ見事なまでに来てませんでした。
一体どうなんてるんでしょうか?とかいう疑問は意味無いです。
それが夏の未勝利戦なのです。

じゃあ何でしつこく取り上げるかというと、それでもやはり楽だからです。
ほっとんど知らないような馬達が走っているので、馬1頭1頭について考える必要も無いですし、
勝っても負けても記憶に残りません。
これは勿論僕個人の極端な考えで、JRDBの基本姿勢とは全くの正反対の姿勢。

それでも例えば、現場は全レース真剣にデータを採っていますし、週中だって何度もレースリプレイを見て指数を作ってます。
僕は今JRDBの一員として働かせて貰っているのですが、そういう努力は今でも凄いなぁと思ってしまいます。
身内の事をあまり良く言い過ぎるのはアレですが、立派なもんなんだと思います。

だからこそ、何とかその努力の結晶みたいなものを上手く使えないかなと、
「あれほど難解な未勝利戦だって、JRDBのデータがあれば行けちゃうんですよ。」
と言いたくて、逆に燃えてるのかも知れません。


さて、日曜日の未勝利戦はデータビュワー的にはボロボロだったわけですが、個人的には2レースをやってみて実はそこそこの結果だったりしました。
と言っても、昼ご飯代位ですけれども・・・。

サンプルデータ表
*「できればFireFoxで見て下さい。」
過去のサンプルデータ表は見れません。毎週上書きされます。

・日曜日
dv新潟7/27R1dv新潟7/27R2dv新潟7/27R3

(左)日曜1R (中)日曜2R(右)日曜3R

・1R
指数2番手のトランスワープが単勝1.5倍の1番人気。指数1番手で4回ランクインしているのボーマタンは5番人気。
で、どうしようかと考えるまでもなく、こんなレースは見です。
未勝利戦で断然人気になる馬なんて、別に信頼度は高いわけではないですが、指数2番手という事で特に切る材料もありません。
そして、そんな馬が来たら配当は非常に寂しいものです。
飛んでも来ても、どちらにしても腹立たしいので、やる必要ありません。
未勝利戦ですと特別とは違って、せっかくだから感が非常に低いので、どんだけスルーしても気にならない所がいいですね。

・2R
1番人気が指数上位には顔を出していないマルタカインプレス。指数1番手で上位に2回ランクインしているキタノオーロラが2番人気、ダイワポーラスターが11番人気、タイセイルンバが3番人気。
こういうような、指数上位に1番人気がいないレースが、未勝利戦では好きなレースです。
全くどんな馬かなんて調べもせずに、無条件に切り。
後は直前情報を見て、パドック点がついていたキタノオーロラとダイワポーラスターの単勝だけでした。
多分予想に1分もかかっていないと思います。

・3R
指数上位3頭分を占めているマコトボムケッチが1番人気。
よく言われている事ですが、競馬は1番人気が勝率・連対率共にトップで、来る1番人気と消せる1番人気を見極めれば伝々・・・。
本当にその通りなのですが、夏の未勝利戦で1番人気なんて買う意味ありません。
来そうだなぁという1番人気の馬がいるレースをやらなければいいだけです。なので、見極める必要もないです。
ただこのレースの場合、指数上位には居ないニシノテンクウが3番人気。
指数2番手のナイキウェルネスが13番人気で単勝万馬券。
ストロングジャックが2番人気、サンワードハーレーが4番人気。
配当と自分の都合だけのみを考えて、3頭のワイドボックスで大外れの結果。
途中までは面白かったので、個人的には納得の内容。

大体以上のような感じの流れでした。
未勝利戦を遊ぶのであれば、きっとコツとしてはナメてかかる事です。
クールになんてもんじゃなくて、とんでもなく上から目線で丁度だと思います。
・2分以上悩むなら即スルー。他にも未勝利戦は沢山あります。
・選んだ馬が勝って当然。
・たとえ外れたとしても、それは事故です。あなたは全然間違っていません。
・指数が上位の馬が1番人気。レースすら見る必要ありません。馬券なんて論外です。

以上のような事を実行すれば、勝てるとは言いませんが面白いですよ。ホントに。

おしまい。



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2008年07月29日

【血統&馬体講座】エリモプリンセス-新馬戦


2008年7月27日(日) 小倉5R 新馬戦 1着
エリモプリンセス-新馬戦パドック
血統&馬体講座ロゴ

エリモプリンセス 佐々木晶三厩舎 エクセルマネジメント
黒鹿毛
父キングカメハメハ
母エリモルミナス
母父タイキシャトル


【レースコメント】
まずまずのスタートを切り一旦ハナに立つが、内から交わされて2番手を追走。いつでも交わせるポジションで逃げ馬の様子を窺った。コーナーを曲がる時の肢捌きはぎこちなかったが、直線半ばで逃げ馬を捕えにかかった。追い出してからはフラつく面も見られたが、抜け出してからはリラックスした走りでリードを広げた。平坦小回りコースの適性が高い。


【血統】 
 父はキングカメハメハ。競走馬時代は8戦7勝。NHKマイルC、日本ダービーを制し、変則2冠馬となった。神戸新聞杯を勝利した後、右前浅屈腱炎を発症し引退。種牡馬入りした。
今年デビューである初年度産駒の新馬勝ちは、これで4頭目(7月27日現在)。
また、2007年のセレクトセールで半妹(父アグネスタキオン)が12,000万円で落札されている。

 母のエリモルミナス(父タイキシャトル)は2000年生まれ。半兄には現在障害で活躍しているエリモマキシム(父ブライアンズタイム)がいる。本馬が初仔で、来年は父ジャングルポケットの牡馬がデビューする。

キングカメハメハ
キングカメハメハ © MIKIKO Ueda.
タイキシャトル-シルエット
タイキシャトル


エリモプリンセス-脚【馬体コメント】
 父キングカメハメハ×母父タイキシャトルの牝馬らしく、やや箱型体形も、前、後駆ともバランスの良い身体つき。繋ぎはやや短い感じもするが、角度(柔らか味)はあり、距離はマイルくらいまでなら融通が効きそう。蹄は標準並(少し大きめ)の大きさで、蹄底は少し厚みがあり、芝・ダート兼用。初戦からDハミを使用しているように、パドックではチャカつき煩い面を見せるも、レースに行けばコレが良い方向に出る。(写真映りが良く、とても410k台とはおもわれないほど馬体を大きく見せている)キングカメハメハ-脚タイキシャトル-脚



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