2008年11月
©2008 JRDB
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2008年11月28日
【重賞会談】 ジャパンC・京阪杯 京介の見解
【土曜京都】
☆京阪杯☆
G1日程が全部終わった後の最終週京都後始末開催でやる条件なので、
馬場はやっぱり荒れ放題でしょう。
コース傾向、地形効果からして外差し要注意。
馬場の内が悪い限り、先行馬が2頭も押し通せる状況じゃないと思います。
×11.ルミナスポイント
モンローブロンドの妹・ノットアローンの姉。
前脚が外向加減で、頭が高く四肢をモロに突っ張るように開いて走る姿は兄弟みな丸写し。
芝で全くタメが作れなくてダート路線に行った経緯があるし、
重賞を戦える出来でいきなり出てこれるように思わない。
×14.ルルパンブルー
展開が大きく作用しないと差せない馬だし、古馬相手で未だ通用してない。
ここでは正直厳しい。
◎15.ビービーガルダン
札幌で記録したレコードはすぐ次走で塗り替えられてしまったが、
1000万級からOP・G1通用まで軽く飛び越えたスピード性能はやはり高い。
芝の1200m実績も、福島以外では全く崩れてない。
逃げ差しも自在だし、何より「速い上がりを出せる先行馬」と言う強みは京都で大きく生きるかも。
▲18.マイケルバローズ
ピッチ走法の追い込み馬で、直線平坦は久々。
もっとこういう番組を求めて回ればいいのに…。
出負けの大きさが好不調のバロメーターだが、最近また出負けがなくなってきている。要注意。
良馬場限定はあるが、この条件変更は良い方に転びそう。
【日曜東京】
☆ジャパンカップ☆
このレースで初めて3世代のダービー馬勢揃いとなり、
古馬のG1勝ち馬が6頭も並ぶレースとなったわけです。
外国馬もどうやら曲者揃いのようですし、
かなり面白そうなレースが展開されそうですね。
しかし、このジャパンカップが行われる
東京2400mと言う舞台が本当の力勝負で全部の序列が決するコースではないですよね。
それはダービーを勝った馬が
3世代ともに1〜3番枠の絶好枠をもらえて勝てたこともそうですし、
昨年のジャパンカップで内枠同士の決着になったことでもそうです。
あまりにも大回りしすぎるコース設定をしてる上に
馬場の内側が毎年かなり良すぎるので、
テン争いや道中で無駄に距離ロスした馬の方が損をするコースなんです。
全馬のレベルが総合的に高く、それでいながら
勝ち負けと目される能力のある馬同士にそれほど差がないのであれば、
最後は枠順で決まるレースだと言う背景もあると覚えておいてください。
×3.トーセンキャプテン
骨量がありすぎてパワー過剰なので府中の瞬発力勝負だと速力不足になる印象。
あと距離を延ばしたレースでも意外に上手くない。
蹴りが強すぎる嫌いがあるために消耗度が早いということもある。
2400mで上手く乗ってくれと言うのは相当難しい注文。
◎4.ウオッカ
天皇賞秋の内容はまともに強かったし、ここでも主役で当然だろう。
この馬の実力があればJC牝馬不利のジンクスすらも跳ね返せる。
×7.ネヴァブション
速い上がりの決着には全く対応できない真性ステイヤー。
結構馬体は出来ている。
ただ必ず後方からの競馬になるし、馬群の内を捌く器用さにも欠く。
○9.ディープスカイ
天皇賞秋のパドックだと完成度の差で見劣った部分があるが、
その状態で大健闘できたのはこの馬の上昇度やポテンシャルの高さを示したもの。
十分上積み余地がある馬だし、あまり陣営が有馬記念に向いてるとも思ってなさそうだし
ここが本気勝負だろう。
もし前回の競馬のせいで当日反動が出てるようなら完全に格下。
×10.オースミグラスワン
トーセンキャプテンと似た所があり、
パワー過剰な巨漢馬で蹴りが極端に強く消耗が早い分2000mちょうどが適距離。
前走の末脚はかなり見所があり、馬体も絶好調だが上手い競馬ができない。
展開が逆れば。
◎13.マツリダゴッホ
500kg近いぐらいに馬体が増えて、そのタイミングが
得意の中山有馬記念とバッチリ合ったことで本格化一変せしめた馬。
オールカマーの馬体はむしろその当時よりもいいかもと言うほどだし、
昨年天皇賞秋の頃の競馬は度外視してもいいもの。
上がり適性が全くなさそうなのがネックではあるものの、
確実に自分の競馬をして力を出し切るG1級の先行馬であればむしろ今回は買いか。
▲15.アサクサキングス
休み明けの前走は明らかに余裕がありすぎたし、
超G1級相手の2000mはやっぱり短すぎた。
しかし今回は叩いての良化を見込めるし、逃げを邪魔する馬もいなくなる。
意外にスンナリの競馬ができるようなら、ダービーの再現があってもおかしくない。
パドックとしても全体にボリュームアップした印象があり、
能力差が開いたと言うほどは思わない。
△16.スクリーンヒーロー
転厩して完全に馬が本格化した。
以前のコズミ気味の歩様が完全になくなり、
柔らかい筋肉を存分に動かせる馬体に変われたと見る。
ただ上がり勝負に対応したとは言えステイヤーだろうし
2500m>2400mの馬だろうとは思う。外枠はやはり不利。
×17.アドマイヤモナーク
ステイヤー質の馬だし、2400mに距離を延ばしてもまだ足りない。
×18.コスモバルク
日経賞で4着に押し上げたり終わってない気配を漂わせているものの、
過去の実力よりさらに押し上げた様子はまだ見られない。
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☆京阪杯☆
G1日程が全部終わった後の最終週京都後始末開催でやる条件なので、
馬場はやっぱり荒れ放題でしょう。
コース傾向、地形効果からして外差し要注意。
馬場の内が悪い限り、先行馬が2頭も押し通せる状況じゃないと思います。
×11.ルミナスポイント
モンローブロンドの妹・ノットアローンの姉。
前脚が外向加減で、頭が高く四肢をモロに突っ張るように開いて走る姿は兄弟みな丸写し。
芝で全くタメが作れなくてダート路線に行った経緯があるし、
重賞を戦える出来でいきなり出てこれるように思わない。
×14.ルルパンブルー
展開が大きく作用しないと差せない馬だし、古馬相手で未だ通用してない。
ここでは正直厳しい。
◎15.ビービーガルダン
札幌で記録したレコードはすぐ次走で塗り替えられてしまったが、
1000万級からOP・G1通用まで軽く飛び越えたスピード性能はやはり高い。
芝の1200m実績も、福島以外では全く崩れてない。
逃げ差しも自在だし、何より「速い上がりを出せる先行馬」と言う強みは京都で大きく生きるかも。
▲18.マイケルバローズ
ピッチ走法の追い込み馬で、直線平坦は久々。
もっとこういう番組を求めて回ればいいのに…。
出負けの大きさが好不調のバロメーターだが、最近また出負けがなくなってきている。要注意。
良馬場限定はあるが、この条件変更は良い方に転びそう。
【日曜東京】
☆ジャパンカップ☆
このレースで初めて3世代のダービー馬勢揃いとなり、
古馬のG1勝ち馬が6頭も並ぶレースとなったわけです。
外国馬もどうやら曲者揃いのようですし、
かなり面白そうなレースが展開されそうですね。
しかし、このジャパンカップが行われる
東京2400mと言う舞台が本当の力勝負で全部の序列が決するコースではないですよね。
それはダービーを勝った馬が
3世代ともに1〜3番枠の絶好枠をもらえて勝てたこともそうですし、
昨年のジャパンカップで内枠同士の決着になったことでもそうです。
あまりにも大回りしすぎるコース設定をしてる上に
馬場の内側が毎年かなり良すぎるので、
テン争いや道中で無駄に距離ロスした馬の方が損をするコースなんです。
全馬のレベルが総合的に高く、それでいながら
勝ち負けと目される能力のある馬同士にそれほど差がないのであれば、
最後は枠順で決まるレースだと言う背景もあると覚えておいてください。
×3.トーセンキャプテン
骨量がありすぎてパワー過剰なので府中の瞬発力勝負だと速力不足になる印象。
あと距離を延ばしたレースでも意外に上手くない。
蹴りが強すぎる嫌いがあるために消耗度が早いということもある。
2400mで上手く乗ってくれと言うのは相当難しい注文。
◎4.ウオッカ
天皇賞秋の内容はまともに強かったし、ここでも主役で当然だろう。
この馬の実力があればJC牝馬不利のジンクスすらも跳ね返せる。
×7.ネヴァブション
速い上がりの決着には全く対応できない真性ステイヤー。
結構馬体は出来ている。
ただ必ず後方からの競馬になるし、馬群の内を捌く器用さにも欠く。
○9.ディープスカイ
天皇賞秋のパドックだと完成度の差で見劣った部分があるが、
その状態で大健闘できたのはこの馬の上昇度やポテンシャルの高さを示したもの。
十分上積み余地がある馬だし、あまり陣営が有馬記念に向いてるとも思ってなさそうだし
ここが本気勝負だろう。
もし前回の競馬のせいで当日反動が出てるようなら完全に格下。
×10.オースミグラスワン
トーセンキャプテンと似た所があり、
パワー過剰な巨漢馬で蹴りが極端に強く消耗が早い分2000mちょうどが適距離。
前走の末脚はかなり見所があり、馬体も絶好調だが上手い競馬ができない。
展開が逆れば。
◎13.マツリダゴッホ
500kg近いぐらいに馬体が増えて、そのタイミングが
得意の中山有馬記念とバッチリ合ったことで本格化一変せしめた馬。
オールカマーの馬体はむしろその当時よりもいいかもと言うほどだし、
昨年天皇賞秋の頃の競馬は度外視してもいいもの。
上がり適性が全くなさそうなのがネックではあるものの、
確実に自分の競馬をして力を出し切るG1級の先行馬であればむしろ今回は買いか。
▲15.アサクサキングス
休み明けの前走は明らかに余裕がありすぎたし、
超G1級相手の2000mはやっぱり短すぎた。
しかし今回は叩いての良化を見込めるし、逃げを邪魔する馬もいなくなる。
意外にスンナリの競馬ができるようなら、ダービーの再現があってもおかしくない。
パドックとしても全体にボリュームアップした印象があり、
能力差が開いたと言うほどは思わない。
△16.スクリーンヒーロー
転厩して完全に馬が本格化した。
以前のコズミ気味の歩様が完全になくなり、
柔らかい筋肉を存分に動かせる馬体に変われたと見る。
ただ上がり勝負に対応したとは言えステイヤーだろうし
2500m>2400mの馬だろうとは思う。外枠はやはり不利。
×17.アドマイヤモナーク
ステイヤー質の馬だし、2400mに距離を延ばしてもまだ足りない。
×18.コスモバルク
日経賞で4着に押し上げたり終わってない気配を漂わせているものの、
過去の実力よりさらに押し上げた様子はまだ見られない。
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