2008年02月13日

【京介のレース回顧】 根岸S



 リミットレスビッドがゲートをモサッと出る。その他の馬は正常。
ノボトゥルーは毎度のように行き脚が付かず。
ワイルドワンダーも最初の位置取り争いは避けて下がる。
内からスッとトウショウギアが先手を取るかという構えになった時に
今回もダッシュが効いたタイセイアトムが先導役を買って出て、2番手に出る馬がいない。
それぞれの鞍上もしばらく横一線の状況が崩れないまま互いに気配を探る番手争いに。
タイセイアトムの後ろには外からメイショウバトラー、中からシルヴァーゼットとビッググラス、
内からトウショウギアの4頭。
その後ろは内から押して何とか押し上げたエイシンロンバード、
楽に壁を作る位置にまで乗り込んだマイネルスケルツィ、その外にアドマイヤスバルが併走。
そして一つ遅れてメイショウバトラー→アドマイヤスバルに先行争いの玉突きでコスられて
引っ掛かってしまったレオエンペラーとトーセンブライトが内側で併走。
その後ろに取り付いたリミットレスビッド、横にワイルドワンダー、カフェオリンポス、シンボリグラン。
最後方にトラストジュゲムとノボトゥルーが併走。

3角の左カーブでタイセイアトムがラチ側に切れ込もうかとした際、
左エイシンロンバードと進路前方右→左に入ってきたタイセイアトムで進路が塞がれて
流れの中で詰まったトウショウギアが軽く手綱を引っ張った際、右前脚が崩れて故障発生。
トウショウギアの鞍上は隊列から外れて右に逃げようとしたが、
運の悪いことにモロに進路が被って避け切れなかったシルヴァーゼットと、その右後方にいたビッググラスの地方馬2騎は
3角から右に避けるトウショウギアのさらに外にスウィープされ馬群の隊列から除かれてしまう致命的なロスに。
大きく位置取りを下げてほぼ戦線離脱と言っていいほどの脚色に。
また、その一つ後ろに回っていたアドマイヤスバルもギリギリ手綱を抑えて後ろから構えなおす形になり、
一気に馬群の後方外側に位置取りを下げてしまった。
この3頭は4コーナーで完全に馬群の後方外側。
3角過ぎ辺りから後続が馬群の外へ張り出し、
4角通過時には外を回る差し馬も勢いが付いて全体に横に伸びる隊列に。

直線半ばでも道中楽に進められたタイセイアトムは全くフットワークが崩れてない。
内側のエイシンロンバードがやや一杯、内を回れたトーセンブライトがジリジリ接近。
4角でタイセイアトムに一度は並んだメイショウバトラーは徐々に離されていく。
外からマイネルスケルツィが手応え良く並びかける。
その真後ろから道中4角とロスなく回れて急接近するワイルドワンダー。
リミットレスビッドとカフェオリンポスはその外。
その後ろからレオエンペラー、脚色やや一杯のシンボリグランにやっと一番大外からアドマイヤスバル。

直線最後200mでタイセイアトムが2馬身リード。
完全に勢いに乗ったワイルドワンダーがゴール手前でタイセイアトムを捉える。
ラチの内側からトーセンブライト、大外から遅れたがアドマイヤスバルとカフェオリンポスが急接近。
結局アドマイヤスバルは2着には届かず、ワイルドワンダーはタイセイアトムを1馬身以上千切る完勝。
その他の馬もそれぞれにバラバラとした入線。

展開や道中の不利などはひとまず置いといて、
ゴール前では完全にワイルドワンダーとアドマイヤスバルの脚色が目立っていた。




1)

日曜日に関東地方に大雪が降り、東京開催が中止に。
その上で月曜日に1日順延となった今回の開催。
日曜日の夜中まで雪が降り続いていてなかなか除雪作業が進まなかった様子。
月曜日の朝一開門9時になってもまだ芝の1〜2コーナーで大量の人員を動員して雪かきをしている状態。

それでいて朝一からダートは不良発表、
しかも水が1日中浮いていてなかなか引かなかった。
レースごとのハロー掛けを丹念に入れられないのか、気温も全く上がらない中で路盤がほとんど凍結してしまっている。
前のレースでついた蹄跡が次のレースの返し馬になってもそのまま残っている状態がずっと続いていた。
おまけに1Rの開始時間を11時スタートに遅らせ、ただでさえレースの間隔が詰まっているのに
当日は複数の落馬、斜行が発生しレース発走時刻の遅延も2度発生。
開催運営のスケジュール表も狂ってしまってて、明らかに馬場整備で手を回せる範疇を逸脱している状況。

そのため当日のダートは、凍結寸前でハロー掛けも不十分の「ボコボコしているのに異常に硬いダート」
の中で行われていた特殊状況
だったのは間違いないところ。

こういった通常の説明が通用しない馬場状態に変われば通常のロジックではない原理が顕著に働きやすい。
特にこの日顕著だったのが、

月曜東京1R 11.グランドコテージ→ 4番人気2着 蹄:標準立(パドック○3.0)
月曜東京2R 11.ヴァルドルフ→ 7番人気1着 蹄:立(パドック◎3.6)
月曜東京2R 4.ラビットヒビキ→ 5番人気2着 蹄:立+繋:立(パドック▲3.0)
月曜東京3R 9.アクトオンザターフ→ 3番人気2着 蹄:標準立+繋:立(パドック○3.0)
月曜東京7R 13.ドリームスカイラブ→ 10番人気2着 蹄:立(パドック評価回らず)
月曜東京8R 4.エルカミニート→ 8番人気1着 繋:立(パドック注3.0)
 ↓
月曜東京11R 4.ワイルドワンダー→ 1番人気1着 蹄:標準立(パドック▲3.3、出走馬中唯一の立ち蹄)

※全て「差し馬」に関しての抽出例
 隊列上絶対有利だった逃げ馬は除外

立ち蹄・立ち繋の馬の全レース大激走。

実は一昔前にもJRDB内で「不良馬場の蹄注目」説が大流行した時期があったのだが、
最近のダートでのスピード競馬全盛の状況でしばらく沈黙気味だった。
そもそも最近は血統の質が良くて繋の柔軟性と潜在スピードそのものが昔よりもかなり高いため、
多少の不満も運動神経でカバーできる時代になりほとんどの馬が標準削蹄になっている。

しかしそれも、これだけの異常事態に見舞われれば話は別。
地面を蹴った衝撃が強すぎて、脚元が弱い・線の細いタイプがスピードに乗ってしまうと
「勝負所の一番苦しい所で競争中に故障」してしまう事例が2度も起こった日だっただけに、
ある程度走る際の着地の接地点が高かったり、
可動域が狭くてタメが浅い手先の使い方の方が有効だったのは間違いなさそう。

※ちなみにこの傾向は
翌週の降雪順延直後、京都4日目当日のダートでも顕著だった。
それとはまた別にして続行競馬の京都3日目、及び順延後の整備が十分間に合った東京4日目は
水が引いて凍結もなく、単なる超高速ダートになっただけなのでこの傾向は現れず。
回顧を1週隠しておいた意味はなかった…。


根岸Sの出走馬の中で蹄が立っていたのは唯一ワイルドワンダーだけ。
内枠スタートから後方に居て、中団待機の多数の馬が故障の絡みでゴタゴタしてた影響を全く受けず、
しかもロスが一切なしに回れた隊列も明らかに有利だった上に、
おまけに馬場適性すらも一番高かったというわけだ。
ワイルドワンダーの根岸Sでの勝ちっぷりの良さやスピードダートへの適性などを否定する要素はないが、
むしろその他の出走馬の方が、順延での2度輸送、多数の玉突き事故、
馬込みの中で競馬する騎手のビビリ心理、極端に歪な馬場への馬の適性のなさなど
2重3重苦に苦しんだことに関して注目しなおしたい。

今回のは勝ち馬にばかり(隊列上、かなり有利になった逃げ馬にも)ラッキーが舞い込んだ度外視レースだろう。



2)

ラップ面で見直しても、

・2008年根岸ステークス 勝ち馬:ワイルドワンダー
12.2 - 10.7 - 11.4 - 12.0 - 11.9 - 12.0 - 12.5
※不良馬場、1.22.7

・2007年根岸ステークス 勝ち馬:ビッググラス
12.5 - 10.8 - 10.9 - 11.7 - 12.0 - 12.7 - 12.9
※良馬場、1.23.5

本来もっとスピードが出て然るべき馬場状態にも拘らず、
3角過ぎの辺りのトウショウギアの故障事故現場周辺で、
後続集団の追撃の手が突然緩んでしまって勝負所になる中盤で逃げ馬を悠々見逃したのが明らか。

過去の事例と比較しても、
「厳しい展開のレース内容で、本番で役に立つ強い馬を選別するレース」
という性格とは明らかにかけ離れている。

結局、繰り返すが得意条件でベストの競馬をした
ワイルドワンダーのボーナスステージになってしまっただけ
と述べるに留まる。


−−−−−−

1.リミットレスビッド
 芝で準OP辺りを戦っていて、ダートに替わって重賞を2連勝した当時が496〜506kg辺りだった。
 その当時はまだ芝ダートあいのこの標準サンデー産駒だったが、
 地方競馬に照準を据えて回りだした辺りから何回か510kgを超える馬体重になってきていて、
 今回見た印象では骨量がかなりあって関節の太い巨漢筋肉質タイプに。
 これでは良馬場ならそこそこ競馬が出来ても、今回のような反則の超高速ダートでは動きが鈍いだろう。
 地方競馬に体を合わせすぎている。

 それと前脚の内向も当日結構目立ち、実際に元から前脚を交差させて走る癖がある馬だけに、
 実際に膝から下があまり前方に伸びず、前足を低く叩き込む走りになる。
 やっぱり中央ダートの第一線で充実して戦えてる若駒相手にスピード比べは正直しんどいだろう。
 体の線はキッチリ出来ていて、9歳にして衰えは全く感じられない。
 背負う斤量さえ常識的な範疇であればまだまだ戦える。

3.トウショウギア
 標準OP馬レベルから比べても著しく背が高い馬。
 体は余分もなくスッキリ見せていたし、足腰もキッチリできていたが、
 半年前辺りからとにかく歩様が悪く、当日も着地を進めるたびに前後の四肢がブルブル震えていた。
 微妙に気になる印象を持ったのは欅Sをレコードで圧勝した次の北陸Sのパドックぐらいから。
 それでも全然問題にならない走りが出来ているし、歩様そのものは軽視していたが…。

 当日の硬いダートはこういったかなり行きたがる気性の馬が
 軒並み前半でスピードに乗りすぎて最後にバテていて、
 抑えの効かないスピードを咎める状況だったこともある。
 脚部の不安そのものが近走の気性の悪化につながっていたかも知れない。
 最後は馬の能力を超えたスピード馬場で最悪の結果を招いてしまった。

4.ワイルドワンダー
 小柄ながら丹念に仕上げた筋肉がキュッと締まっていて、非常に良い馬体。
 無駄のない軽さを持つスピードタイプとしては、やはりこの中でも断然上位だったはずだ。
 当日の個人的な評価は他の馬の見栄えの方に気を取られて3番手になってしまったが、
 当日の出来自体はレースを勝って当然のレベルの仕上げが十分に出来ていた。

 上でも述べたとおり当日はワイルドワンダーにとって有利な状況が複数重なっていて、
 実際に府中ダート【 3 - 1 - 0 - 1】ダート1400m【 4 - 0 - 1 - 2】の自分にとって得意すぎる舞台で勝っただけ。
 今回のパドックやレースを踏み台にしてさらに高い評価を…という部分を言いづらい。
 あくまでフェブラリーSに関しては、有力な馬の中の1頭というレベルに留まる。

6.トーセンブライト
 常に腹目をボテッと見せる馬だが、これは減ったらまずいタイプ。
 体を伸ばす動きに必要な肩の筋肉が盛り上がって実際のトモや肩の出の動きがスムーズなら問題がない。
 当日はこの馬としてもかなり良い動きをしていた。好調維持といったところだろう。
 府中の不良馬場で何度も好走歴があるように、この馬も四肢の繋が立っている。
 4走前から巻いている左後脚の裂蹄テープは、未だにそのまま残っている。

 レースでは3走前の不良馬場の武蔵野S3着の時と同じく、
 内ラチ沿いをピッタリ守ってロスのないルートを通りこの馬なりに目一杯伸びた内容。
 道中の事故の影響を受けて追走の脚が淀んだりもしてなかったし、ほぼ力は出し切っていると見る。

7.マイネルスケルツィ
 当日発表で+16kgとのことだが、
 パドックでは馬体増の分が全く気づかなかったほどの充実振りと張り艶の良さがあった。
 胴回りから背中まで筋肉の張りがあって、手先もシャープに見せているし
 芝で3着続きだった頃とは見違える姿勢の良さがあって、
 むしろ立ち姿はシャキッとしているように見えたほどだ。
 順延競馬でそんな突然意味不明の馬体増があれば当然危険信号だが、パドックでは全くわからなかった。
 10人中9人が太いと言うのかも知れないが、自分はそれではないと言いたい気持ちがある。
 当日にワイルドワンダーに次ぐ5.8倍という単勝オッズは集中投票があったのが間違いないだろうし…。

 しかしそんな馬でも、返し馬に出してみるとやはりモタクタした動きが見えていて、
 ただ歩いているだけでは分からない所に影響があったのだろう。
 実際の競馬でもかなり絶好の手応えで坂上まで勢い良く上ってきていながら、
 直線最後の追い出しをすると脚が回らず体が重そうに止まっていってしまった。

 いくら全てを放牧先任せにしている調教師とは言え、
 このローテで中間2本しか追わずに重目を出してフェブラリー挑戦をフイにするようでは
 (フェブラリーSの最終登録はしているが優先順で26番目)
 馬主の意向に反してダート路線に向かわせたくないがための工作をしたか、
 あるいはそもそも管理能力に乏しく厩舎の性能そのものが著しく低いと思われても仕方ないだろう。
 実際にここはこういうことばかり起こる厩舎でもある…。

 もしフェブラリーSに出られるようであれば見直しをしたい。
 ダメージが一切残らない、ただ流しただけの競馬で終われたのを幸いと見たいが。

8.カフェオリンポス
 ブログで書いたとおり、骨太で筋力はあっても中央の高速ダートで戦うスピードが不足している馬だが、
 58kgを背負ってしかも高速ダートだったとしても、
 単純なダートの地力だけで結構近い5着にまで押し上げられる実力があるんだな、といった感想。
 他馬の凡走も目立ったレースだっただけに、以前の評価に修正を加える必要は感じない。

9.シルヴァーゼット
 以前から腰高が結構キツい明らかな短距離馬。
 地方に転厩して腹目がスッキリしすぎで、胴回り全体も少し細った印象。
 ただこういう形の方が地方は動かせやすいので、水に馴染んだということだろう。
 正直言って中央の坂コースでこの形だと馬力に欠ける印象。
 それにしてもあの3角の不利は酷すぎ。

10.ビッググラス
 シルヴァーゼットと同厩舎。全体に幅が薄くなり、これも体の作りが地方向きに変わったという印象。
 以前から右前にずっと巻いていた裂蹄テープはなくなっているが、前脚を気にして窮屈になる歩様はずっと残っている。
 筋肉の緊張感がやや落ちて、四肢の関節の開きがやや目立って間が抜けている。もうちょっと密度が欲しい。
 3角の不利はシルヴァーゼットと同じく酷すぎたが、
 こちらはコーナーワークで体を傾けてからのフットワークが上手く効いてなくて
 走りが間延びしている印象があった。

11.レオエンペラー
 筋肉の付き方に無駄がなくしなやかで薄味の体型。
 重賞クラスに混ざるとさすがにトモの筋肉の基礎量がもうちょっと欲しい。
 全身の筋肉の流れやスピードの乗りなどにはやはり目を引くものがあって、先々はもっとまともに戦えるはず。
 それに、パドックでのイレ込み癖や行きたがる気性は今回の馬場でマイナスに働いた。
 向こう正面でメイショウボーラーの寄せから始まった玉突きにアテられて完全に掛かってしまい、
 しかも3角では故障のゴタゴタで気持ちが逸ってる状態の中で進路を急変更。
 本来必要のなかった無理な操舵での消耗が最後まで影響した印象。レース自体のダメージが残る負け方でもある。

13.シンボリグラン
 近走は全く見られなかったパドックのイレ込みが目立ち、また馬体全体も張りが落ちている。
 レースでは折り合いスムーズだったわけではなくて集中力がなかっただけなのでは。
 ここは叩くだけだろう。

14.アドマイヤスバル
 連勝期間も含めてかなり長い間左前に裂蹄テープを巻いているが、今回もまだあった。
 踏みしなに問題はなさそうなので、もうほとんどおまじないのようなレベルなのだろうか?
 腰の高さが強調されていて姿勢も整い、足腰もパンとしていてレベルの高い仕上げが出来ている。
 胴芯に筋肉が確りついてて前後のバランスも良いので寸が詰まって見えるし、トモの踏込みにも全く問題がない。

 とにかく3角の致命的な不利が大きく、その後も不良の高速馬場なのに馬群の外を回るコースロス。
 それでいて最後は目一杯に弾ける伸びを見せてワイルドワンダーと2馬身差なので、
 指数上は当然ワイルドワンダーより高い数字が出る。
 この競馬でダメージが残らないようであれば、次走はワイルドワンダーよりも上の評価をしたいが…。

15.メイショウバトラー
 やっぱりこの時期に差し掛かると冬毛が出てしまう。
 体のメリハリもイマイチ寂れて、正直な所見栄えが全くしない。
 元から冬場に弱い馬で、もう年明け8歳になる牝馬。
 レースでも鞍上がかなりコスい手を使って後続のリズムを狂わせ、
 (※向こう正面で内に進路を取りつつ左後ろのアドマイヤスバルを削ってレオエンペラーがそれに玉突き)
 スムーズに前残りの流れに乗りきっているのに全く最後追って伸びず。
 さすがに次走への上積みは望めそうにない。

16.タイセイアトム
 一度バッチリ充実しきった馬体なので、そうそう簡単には落ちないということだろう。
 今回も筋肉のメリハリが非常に良く、パドックの中で一際良く見せる1頭だった。
 引き続き肩の出も大きいし、腰周りの要所の筋肉が充実している。推進方向への伸びの良さは失われていない。
 ただ、今日は多少前脚の交差が目立ち、前脚の手先の返しが前回より弱く感じた。
 そろそろ壁に当たって体調的にも…のタイミングかも知れない。

 とにかく今回も
 「抜群の体調を維持していたこと」
 「競り掛けに来て逃げを争う相手がいなかったこと」の2点が大きい。
 順延競馬で競る気満々だった馬のデキが多少緩み、
 酷い馬場状態も重なって鞍上の戦う気持ちが萎えた分もあるだろう。
 おまけに残り1000mの3角の本来後続が競ってくる位置でペースが上手いこと緩んでくれて、
 息を十分入れられたのは直接的に大きな好走要因。
 ただ、馬体に柔軟性があって一本調子にならずにタメを上手く作れるだけの性能があって、
 決め打ちの強引な逃げだけしかできないタイプとは違う部分が、
 状況の優位性を上手く受けて利点に変えられた決定的な要因。

 総合的に言えば、さすがに買い時は今回で終了だろう。

©2008 JRDB
keiba100bai at 13:25  この記事をクリップ!
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