2008年02月19日

08きさらぎ賞レインボーペガサス1

きさらぎ賞優勝 レインボーペガサス ©2008 Kotari Ryu
<土曜日>

 天気予報ではこの週末も雪がどうたらで、もし大雪になり開催中止となれば…も、朝のうちはその寒さも感じないくらいの暖かさ。ま、厚着をしているから当然といえば当然だが。
しかし、その暖かさは束の間で、パドックが始まる頃には足元から頭の天辺までズキンズキンと痛いほどの寒さが襲ってくる。ならば、馬券で儲けてその寒さを吹っ飛ばすか、と。
も、そんな都合の良いコトは冬競馬の世界ではあり得ません。
ハイ、芝コースは先週の雪かきで荒れ放題。というより、ボコボコに穴が開いたところに砂を入れているため、芝コースではなく、ダートコースと云った方がよいような馬場状態。
そんな馬場での競馬はどんな結果が出るやら、走ってみないことには分かりません。
また、ダートコースも脚元に優しい稍重状態でコレまた結果が出てみないと正解は分かりません。
そんなこんなで怖いこわいの様子見の競馬では、勝てるレースも勝てません。
で、戦いは新馬戦までは我慢の競馬を通す。


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京都6R新馬戦 ダート1200m

◎10番マスベルマン
 周回途中から馬ッケを出し、マイネルラブ産駒でダートはどうかも、仕上げ的にはコレがNo.1。
他馬はドングリ状態で甲乙付け難い状況。で単・複勝を少々購入。

結果、
 その10番は好位からの競馬で上手く行けば複勝は、も、直線では息が持たず、定番の4着。
で勝ったのが両前ソエを焼いていた2番(単勝12番人気)。
相も変わらずこの季節のダート馬場(凍結剤散布馬場=稍重)は脚元に優しい。
ただ、他馬も外観から見えない部分での疾病があるからこそ、この季節まで出走が延びていただけ。
ま、それだけ、この季節の新馬戦は難しいというコトでしょう。(涙)

 新馬戦でコケれば後はメインまでお休みが正解か、と。

京都11R すばるステークス

◎4番トーセンブライト
 裂蹄で絞り切れなかった馬だが、今回は実が入り毛ヅヤもピカピカ。脚元に優しい今の馬場なら勝ち負け。

○3番
 マイネルスケルツィ:馬体絞れ前々走のデキキープ。

▲5番
 レキシントンシチー:トモ(後肢)回りは薄目で上位馬にはパワー&迫力では負けるが、スピードでカバー。

△12番
 ゼンノパルテノン:好調キープ。馬体だけならオープンでも通用。

△7番
 ドンクール:前走同様、キッチリ仕上がる。複勝圏内なら。

決断、
 ◎4番はデキの良さもさることながら、押しの強い鞍上とのコンビなら大崩れは無い。逆転されるとしたら、○3番か、スンナリ逃げられれば▲5番だろう。
で12番・7番は複勝圏内とし、3連単で馬券を組み立てる。

結果、
 逃げるだろうのその▲5番は、スタート出負け気味で逃られず、早くも万事休す。
その4番は道中は好位のインで虎視眈々と前を見据えての競馬。
で、その○2番は楽な手応えで番手追走。△12番は稍後ろからの競馬も余裕ある手応え。
△7番は好位追走だろうの思いに反して、後方からの競馬。直線に入り、その4番が抜け出し期待も、その外から12番が凄い脚を使いそれらをまとめて差し切り、複勝圏内と見切っていただけに、握り締めていた馬券はなんの抵抗もなく紙屑に…。(涙)


13R 居酒屋

 今年の正月に何かとお世話になった広島のナガハラさん、オモデさんが仕事を兼ねての競馬観戦。
で、その正月のお礼も込めスタッフの橋浜を交えての呑み会。途中からオモデさんの弟さんも飛び入り参加。
で、馬の話しよりも、何故か芸能界の裏事情で話しは盛り上がる。
そんなこんなで相も変わらずのワイワイヤイヤイ。



<日曜日>
 昨日以上に寒さは厳しく、お天気予報の雪情報だけが心配。
それと云うのも、本日は「競馬王(白夜書房)」の編集Aさんと、フリーライターのオクオカさんとが、競馬王のなんかの企画で取材をするとか。
ならば、その競馬王の企画は馬券が命のはず。この雪の日に馬券で結果を出せと云われても…。


6R新馬戦 芝1600m
◎1番ロザリオ
 ジャングルポケット×母父リファール産駒も、全体的な造りは母父リファールよりで身体全体のバランスは悪く無いが、手脚、胴とも少し短めで距離適性は微妙。
ただ、スッキリと仕上げ緒戦からのタイプ。返し馬は脚捌き硬くレースでは?

○2番ヘヴンリーヘヴン
 ダンスインザダーク産駒も手脚、胴も長めの父よりの身体つき。ただ、仕上げ的には7・8分程度で仕上げ途上。返し馬は煩い面見せるが少しできる。

▲4番メジロラフィキ
 タイキシャトル×サドラーズウェルズ産駒ながらも、腹袋がシッカリしているところは母父サドラーズウェズルの血か。返し馬も少しできる。

△3番テキーラ
 タニノギムレット×母父トニービン産駒も仕上がりは上々。全体の身体つきは母父トニービンを少し小さくしたような身体つき。も、返し馬では頭高くイレ込み気味。

決断、
 パドック時点では全体的にレベルも低そうだし、馬券は見(ケン)が正解か。
も、返し馬を見れば、その○2番と△4番が少しでき、その◎1番と▲3番は煩い面を見せ気性に難がありそう。
ならば、2番−4のワイドを小銭で摘んでおくか、と。

結果、
 その2番と4番は2・3着するも、ノーマークの9番が番手キープから直線抜け出す。
その父を見れば、ダート色の強いカリズマティック。う〜ん、やはり今の芝は相当砂が入っている感じで、芝レースは余程ダート血統馬に注目しなければ馬券はやられそう…。

7Rに入り雪が降り始めるや、次第にその雪が勢いを増し大雪に。うっ、この調子だと競馬は中止になるやも。
も、スタンドに戻り、その天空を見上げれば、吹雪状態だというのに明るさはかなりあり、レース自体はできそう。
で、そうこうしているうちに、雪の勢いが衰え小雪に変わる。ホッ。も戦闘意欲もガタっと落ち込む。

9R 稲荷特別
◎15番キャプテンベガ
 馬体充実しデキも前走以上。昇級戦も通用。

○12番ブラックシャンツェ
 馬体絞れ毛ヅヤも上々。今回はシャドーロール装着。

▲9番ライオングラス
 筋肉質で見た目はダート馬、今の馬場状態は向きそう。

△8番フミノパッション
 馬体絞れスッキリ見せる。も返し馬では脚捌きが硬い。


決断、
 馬連なら◎15番−○12番で堅そうも、荒れ馬場状態を考慮すれば、なにか落とし穴もありそう。
ここも大人しく15番−12番のワイドを選択し、お茶を濁す。

結果、
 12番が勝ち、その15番も3着でワイド成立も、2着にはダート適性もあるエルコンドルパサー産駒の13番ロードアルファードが入る。やはり、難儀な芝状態は本日も変わりなし。


11R ☆きさらぎ賞(G3)☆
◎2番ブラックシェル
 前、後駆のバランスのとれた身体つきで、瞬発力勝負の競馬よりも先行押し切りの競馬がベストのタイプ。
返し馬は少し煩い面見せるも、動きはマズマズ。

○5番メイショウクオリア
 使う毎に馬体に張り出て良く見せる。返し馬もスムーズ。

▲9番マッキーバッハ
 まだ2戦目だけに馬体の緩さはあるが、全体のバランスは良く見せる。

△13番アルカザン
 休み明けだけに、仕上げの甘さは残るが、地力で連下なら。

△12番スマイルジャック
 大物感こそないが仕上げ的には上位争いは可能。

決断、
 ◎2番はダートよりの馬場状態も血統的にはこなせるだろうし、デキに関しても抜群。
馬体構造的には先行がベストなのだが、問題はテン乗りの武豊がこの馬の身体つき見てレースをどう捌くか、だけ。
も、この組み合わせなら、現時点ではどうのような乗り方をしても暴力的に勝ち方をしてしまうか。
ならば、配当の妙味無いが、券種は単勝勝負が正解か、と。で自己馬券&プレゼントようのガンバレ馬券で勝負。

結果、
 その2番は出遅れての後方からの競馬で直線こそ少し見せ場作るも…。(涙)

 武豊も馬体を観て、その馬の特徴(脚質)を知るという方法はしないのか?
やはり、昔からの格言通りで「馬には乗ってみよ…」で、騎手は馬に乗ってからでないと馬の特徴は掴めなのか?
次回、武豊がどのような戦法(位置取り)で戦うのか興味あるところ。願わくば「先行&好位」をイメージして戦って欲しいものだが…。

 で、勝ったのが父アグネスタキオン産駒も、勝ち星はダートの15番レインボーペガサス。
鞍上のペリエも凄いが、ダート適性の勝った馬にやられては、ナニをいわんか?(2度泣き)
頭の中で、今の荒れた京都芝でのレースは「ダート適性馬が怖い」と分かっちゃいるのだが、いざ、馬券となると、「馬の格」を優先してしまう頭の堅さ。
ハイ、これだけは何処まで行っても直りそうもありません。コレが馬見家の宿命というものしょう。(涙)

13R 居酒屋
 競馬王の取材もあり、編集のAさん、ライターのオクオカさんとクボ先生にイハラ、橋浜先生と仕事を兼ねての居酒屋でアレヤコレヤの質問攻め。
で、仕事の話が一段落着いたところで、久々に編集のAさん、ライターのオクオカさんとクボ先生にイハラと麻雀を打つことに。
 結果はわしの1人勝ちということに落ち着くのだが、昔取った杵柄は健在?いやはや、勝負ごとはそんな甘くはありません。
今回はたまたま勝利しただけで、その若き時代の勝負勘も閃きも勢いもなければ、集中力など本当に皆無状態で、体力、精神力の衰えを痛感した次第。


 ではでは。パドックでお逢いしましょう。グッドラック!


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