2008年03月07日

【馬見研究】3月2日 すみれS 芝2200m

すみれS



 勝ち馬キングスエンブレム(1番人気)は、前走時よりも筋肉の弾力がグンと強化され、手入れが行き届いた馬体は、毛ヅヤがピカピカに光っていた。
 
 京都での競馬が2回続いていたので、パドックがドーム状になっている阪神競馬場特有の音を気にしたのか、周回当初は少し落ち着かない様子だった。しかしそれも、周回しているうちに気にならない程度になった。
 
 上体に関しては、申し分のない仕上がりだった。ただ、欲を言えば、今回はこれまででいちばん胴を短く見せていたので、2200mへの距離延長に一抹の不安を感じさせた。
 
 返し馬では少し頭の位置が高く、後肢の蹴りも若干頼りなかった。推進力という面では、一見、疑問符がつく動き。しかし、阪神の芝2200mの返し馬は、4コーナーの方向に向かって坂を下る形になるので、どうしてもそのように映りがちだ。

立ち気味の肩と繋
 キングスエンブレムの前肢は繋の角度が立っていて、歩様も硬め。また、肩も立ち気味で、後躯の形状や後肢の繋の返り方からも、瞬時にスピードに乗ることが難しい馬体構造。
このため、先行する競馬が最善策といえる。


 2走前の福寿草特別(福永騎手・3着)、前走の若駒S(武豊騎手・3着)は、後方からの競馬で結果を出せなかった。
しかし、今走のすみれSでは2番手からレースを進め、危なげのない勝ち方で2勝目を飾った。
 今回、自分の勝ちパターンでレースを進められたことで、馬にとっても、楽な競馬ができた。最後の直線でスムーズに首を使え、集中し、なおかつ余力がある表情で走っていたことからも、そのことが窺い知れる。

橋浜保子


すみれS ゴール前


すみれS ゴール前
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