2009年03月29日


JRDV(JRDBデータビュワー)をアップデートしました。
更新内容は「厩舎」タブの追加です。

データの集計期間は、過去3ヶ月分を対象にしてあります。
前回追加した「騎手」タブと同じようなものですね。
項目説明
・総数    集計期間内の全出走回数
・着度数   1着回数ー2着回数ー3着回数ーその他着順回数
・上級着度数 1000万条件以上の着度数
・下級着度数 500万条件以下の着度数
・賞金    期間内の獲得賞金。(管理馬が得た賞金の1割の総計)
・人気着数  5番人気以内の馬の3着以内率

データ自体は、これメインで予想に活用するよりも、補佐的な役割を目標としています。
馬単体の能力や適正で予想するのが、わりと一般的な方法だと思います。その時、ちょっとした後押しだったり、参考になるようなデータとして使って頂ければと思います。

個人的には、今まで厩舎は気にした事がなかったのですが、思った以上に重要でしたね・・・。
馬の作り方だったり、馬具の使用方法だったりと、結構厩舎によって個性があるみたいです。
JRDBの事務所には赤木さんを筆頭に馬を見てる人達が多いのですが、気になる馬について質問すると、〜の厩舎だからといったフレーズがよく返ってきます。
1年に1回、フェブラリーSしか競馬場に行かない僕にとっては、なんとなくイメージが掴めないので数字で出してみようかと。
そんな経緯で作成したのが、今回のタブです。

賞金を見ると、この業界もカナリの格差社会。
稼げない→馬にお金がかけられない→人材にもかけられない→厩舎の勢いも盛り上がらない→勝てない→稼げない
負のスパイラルが始まり出すと、実際馬も走らなくなってきます。
今回のタブで少しは、そういった空気が見えるようになるかもしれません。

実際に使ってみましょう。
例えば各自の予想においてある程度絞れました。で、どっちか2頭選ぶというようなシチュエーションだったとしますと。
・日曜中山2R
dv中山3/29R2

直前の単勝オッズ順に並び替えてあります。
16番ハマノワタリドリか6番アストレーション、どっちかの競馬でしたので、どっち選ぶ?という場合です。
「下級着度数」が、今回の未勝利戦に該当する着度数です。
コレを見ると、相沢厩舎はここ3ヶ月間で50回出して3着が4回のみ。
一方の二ノ宮厩舎は、41回出して2−5−5。
結果は16番ハマノワタリドリが勝って、アストレーションは2着。
どっち選んでも正解だったのですが、こういった選択を今後何回も繰り返していくわけですから、より理論的に正しくて効率的な方法を採るべきでしょう。
また、3着には人気薄ながらも成績の良い小島太厩舎のシルククレヴァーが来ていました。

・日曜阪神7R
dv阪神3/29R7

14番ワールドワイドか10番シルクフォーチュン、これも上記同様にどっちを選ぼうかなという場面でした。
一目瞭然ですね。5秒もあれば判断できます。

土日は時間があれば、興味の無いレースであっても昼ご飯代程度になるように、ちょこっと手を出しています。
本気にならない分おかしな狙い方もしませんし、時間もかかりません。というか、ほとんど考える事もしません。
dv中山3/29R

これだけあれば、大阪ではお好み焼きが買えてしまうんです。
毎週の事ですのでコレで十分。欲を出したら出来ませんね。非常に慎ましい行為です。
分からないレースでとりあえず買ってみるというタイプの方は、こいう方法でお茶代狙う方が慣れれば楽しいと思います。という例です。

ちなみに、中山12Rのメインレース、マーチSを無理矢理コレでやるならば。
dv中山3/29R12
dv中山3/29R12b

「上級着度数」で人気が無い所ですと、4番ランザローテと5番トーセンアーチャー辺りです。
トーセンアーチャーは、近走は休養を繰り返しているのですが、負けた2戦はいずれも「追切指数」が低い状態でのもの。
また、阪神ダート2000mは、個人的は弱い馬が勝つコースだと思いますので、前走の惨敗もあまり気になりません。
実際、このタブのテストをするまでは特に何も感じなかったのですが、改めて見ると、人気の割には美味しい馬かもしれませんね。


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