2013年10月30日

1番人気取捨の極意カバー 今回は奥野の番。
 
 私は、「1番人気鉄板の条件・消しの条件」など、1番人気分析系の本を数冊ださせていただいておりますが、基本的には穴党です。

 穴党とはいっても1番人気は買います。なぜかといえば、1番人気絡みの馬券が最も的中率が高くなるからです。
 
 ただ、それで儲けようとおもえば、単にその単勝を買えば良い、それ流しの馬連を買えば良い、とはなりません。

 馬券を買い続けて儲けるためには、当てること以上に、旨みがある馬を見つける必要があります。

 では馬券的な旨みとはなにか?

 当たり前ですが、それは配当妙味がある馬のことです。


 そういえば、先日、うちの永野さんからこんな質問をされました。

 「リーディングトップ15のうち、2011年以降、買い続けて単勝回収率100%を超える騎手が一人だけいます。それは誰でしょ〜か?」

 普段から暇があればデータ分析をしている私ですから、その答えはすぐに出てきましたが、意識していないと普通は出てこないとおもいます。

 答えはA=?????(ブログランキングのアップにご協力ください。今むっちゃ下のほうです・汗。200位ぐらい)です。単勝回収率は113%。

 ?????は、リーティング上位にいながら、単勝万馬券率が非常に高い、本当に珍しいタイプの騎手です。騎乗の荒々しさは問題といえばそうなりますが、馬券生活者的(私はそれに該当しません・笑)には決して無視できない非常に有益な存在となります。
 (これについては、競馬大予言の夏競馬号と秋G飢其号のほうにもちょっと違った切り口で書かせてもらっています)

 ちなみに、このデータには、先日の単勝1万6620円は含まれていません。
 
 だからといって、みんながみんな、妙味あるA騎手に集ってしまうと、旨みがなくなってしまいますよね?
 ですので、これ以外のほかの条件でも、旨みのある騎手やその他データを探る必要があります。

 騎手では、上のA、北村宏司や田辺裕信など。三浦皇成も条件次第では該当します。
 ローカルはローカルで、また別に存在します。

 これらの騎手のどういったところに旨みが隠されているのか…。
 
 次からそれらの条件を深く追って見てきましょう。

 −−−
 
 たとえば、穴党に好まれる田辺裕信騎手について。

 穴党に好まれるのは、頻繁に穴をあけるイメージがあるから。なんですが、一般競馬ファンの目線では、それほど人気がある騎手ではありません。ムラがありますし、G気北蚤燭暴仭しないし、出走しても全然目立ちませんから。

 とはいえ、田辺裕信を単純に集計をかけても、平均よりちょっと上ぐらいで、まず回収率で100%を超えることもありません。勝率も上位クラスに比べると大幅に落ちます。

 ▼田辺裕信の総合成績 表1
スタッフリレーコラム_表1


 でも、実はそんな騎手ほど鮮度が高いんです。

 これにある条件を加えると、ぐーんと回収率があがります。

 たとえば、関東場の競馬において、内田博幸が出走していないレースとか。
 さらに厩舎指数があまり高くない馬。

 この条件では単勝回収率はびっくりするほどアップします。

 ▼田辺裕信の関東場での実績 表2
 ※集計期間 2011年〜2013年10月20日
 ※厩舎指数が-5以上10以下
  →厩舎指数とは

スタッフリレーコラム_表2


 そこに「戸崎圭太も居ない」という条件も加えれば…

スタッフリレーコラム_表3


 と、また一段と成績が良くなります。
 そして、世間的に内田博幸や戸崎圭太らよりも人気がないため、配当妙味が出て、回収率がドンとアップするわけです。
 
 これを厩舎ごとにみると、もっとはっきりと内情が見えてきます。

 ▼田辺裕信の関東場での実績(厩舎別) 表4
 ※集計期間 2011年〜2013年10月20日
 ※厩舎指数が-5以上10以下

スタッフリレーコラム_表4


 田辺騎手は小西厩舎の馬に良く騎乗します。これは所属厩舎なので当たり前ですね。それでもこの状況下においては、単勝回収率は100%を超えてきます。

 次に見てもらいたいのが、斉藤誠厩舎と池上昌弘厩舎の数字。これらも単勝あるいは複勝の回収率が100%を大きく上回っています。
 実はこの2つの厩舎は、期待値が高い馬を内田博幸をしばしば乗せては賞金を取りにいっている厩舎です。数的にはそれほど多くはありませんが、内田博幸が不在となるG気領開催やローカルなどでは、田辺裕信が内田博幸に変わって厩舎に利益を持ち帰っているということになるのでしょうか。


−−−
 以上が、手持ちの騎手旨みネタの一つとなります。
 ちなみに、騎手ネタに関しては、3か月に1度は見直しが必要になります。

 このような「旨みネタ」を複数集めて活用すれば、投資の回転率を上げつつ資金を増幅できる、というわけです。中には「腐る旨みネタ」もあるので、腐ったとおもえば、思い切って切り捨てます。

 他の人が簡単に分析できないことをやることにも意味があります。
 世間一般に知ることができない、行うことができないことをやるからこそ、より多く旨みを得ることができるわけです。
 むしろ、そうしないと旨みを享受することは不可能です。

 1万人が1万人、ある有名な競馬分析ソフトで集計した結果を元に、馬券を買ったらどうなりますか?まず回収率100%を超えることはありません。

 要は、世間にあまり知られていない情報やデータを元に、メンドくさい分析をやることに意味がある。まあ、そういうことですね。
 (めんどくさいから、システム開発専門の横山氏に自動集計からの自動投票システムの開発を要請中…そりゃそれなりにお金はかかります(汗)。出資してくれる人募集中!(笑))


 私はこういった使える旨みデータネタを沢山所有しています。でも今は所有しているだけでまだ活用には至ってない…。
 なぜかといえば、回転を多くして馬券で儲けるためには、それなりの原資が必要になるからです。
 勝率15%のデータの場合は、理論上6〜7回に1度しか当たらないわけで、1頭1万円の投資とすると、単純に7万円必要になってきます。
 でも、これが必ず7回やって1回当たれば良いですが、必ずその確率で的中に巡り会えるわけではありません。
 もしかすると、100回目でやっと当たって、そこから連続18回連続で当たる可能性もあります。そうなれば、最低100万円が必要になります。
 もっとも、そこまで辛抱できるかどうかの問題もついてきますけど。
 で、今その原資を貯めてるところ(最低200万は必要かなぁ、それは言い過ぎ・笑)。

 また、漏れなく買い続けるためのシステムも必要です。馬券あるあるネタに、「買い逃したときほど当たる」ってのがありますが、こうなったらもう取り返しがつかないですから。

−−−
 さて、次回は、同じようなデータ分析ネタで、
 「マルチの鮮度を侮るなかれ!」
 をやりたいと思います。

 マルチとは馬券の買い方の一つ”マルチ”、ではなく、○地馬のことです。。。一度地方に左遷された馬たちのことです。

 これは、会員の岡山のアダチさんの持ちかけで、アダチさんに全面協力していただき、今その検証を行っている最中です。これが結構な旨みがあるんです(笑)

 なぜ○地なのか…。
 それは、○地って馬柱につくだけで、みんな敬遠するからです(笑)。そこに旨みがある!そういうことですね。

 これには、今巷で流行りの「放牧先データ」や、JRDBオリジナルの「仕上がり指数」や「追い切り指数」などが絡んできます。

 乞うご期待!(笑)

 それではまた。

───
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【内容紹介】

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新書: 192ページ
出版社: 白夜書房 (2013/6/21)
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