使おう!JRDB競馬新聞

2008年03月05日

 春のG汽轡蝓璽困棒莇遒韻道楾圓気譴襦峭眈承楜念」。
中京芝1200コースで行われる同レースは、春の電撃6ハロン戦として定着してきました。

 先週の土日で行われたレースのうち、この高松宮記念と同じコースで行われたレースは全部で4鞍。そのすべてが500万以上のレースでした。
多少なりとも傾向が出ていますので、今週末からG宜眈承楜念に向けて、ポイントをまとめておきましょう。


 中京コースは、その仕組み自体が特殊なコースですので、まずはそのいくつかポイントを上げておきます。

・他のローカル競馬場と違い、メイン開催になる事がない
 夏競馬になると、ローカルコースで「表開催」が行われ、その他の季節の時は「裏開催」として行われます。
中京の場合は、必ず関東・関西が「表開催」になっており、春と秋の旬な時期での「裏開催」になっています。
つまり、調子の上がってくる時期での競馬なので、どの馬もそれなりに調子もよく、馬の能力も夏競馬で使われまくる馬に比べれば、それなりにマシな馬が集まってきます。
そして、それなりのレベルの馬達がレースをしているために、思っている以上にまともにレースが行われていて、能力比較はしやすいです。適性の上げ下げに重点を置いて予想できるので、自分の予想が嵌った時の気持ちよさも他場より上かもしれません。

・必ず言われている事ですが、3コーナーから直線半ばにかけてが下り坂
 一応ラスト100Mは1メートルほどの上りになっていますが、あまり影響はありません。
とにかく、普通に走っているだけである程度自然と加速が付く仕組みになっていることが影響大です。
瞬発力のない馬や加速力が弱い馬などが比較的好走できてしまうコースです。
JRDBの新聞にある、特記項目で「腰甘い(=瞬発力が弱い)」「大トビ(=加速力が弱い)」と書いている馬がバンバン走ってしまう状況は、中京ならではこその光景です。
後は、特に先週で目立った分部として、

・開幕週で馬場の状態が良い
 騎手の心理もあるのでしょうが、やはりインに馬が集まる分ゴチャつきやすく、逆にスムーズに競馬ができる外枠の馬の好走が目立ちました(特に土曜日)。

・4歳馬
 これは毎年の事なのですが、やはり人気に関係無く4歳馬は走ります。


以上の事を、「JRDB的に予想をする」という作業に置き換えて考えてみます。


 例題としては、前日のコラムでも取り上げた【12R鞍ヶ池特別】
使う新聞は、「新パドック新聞」と「Honey Spot!」も選んでみました。

まずは、何も考えずに作業として不必要な馬を予想の対象から外していきます。

・能力比較はアテになる。→トップとのIDM差が10以下の馬のみを選択。
・外と内枠以外の馬は、やや評価を落とす。→IDMを−2位下げて考えます。

「Honey Spot!」の馬名の左、四角の中の太字が今回のIDMを、IDMの下の小さい数字がトップとのIDM差を表しています。
これを使えば上のような作業はとても簡単。この時点で、一気に9頭に対象が絞られました。
07081212Honey Spot!


ここからもっと切っていってもいいのですが、僕の個人的な方法ですと先に中心になりそうな馬を決めてしまいます。
今回は◎を 5・アキノパンチにしました。
理由としては、

・厩舎指数が高い。特にローカルですと厩舎指数が高い馬の成績は良く、34という指数の高さと厩舎指数の評価も/となっており、信頼度もあります。(IDMの四角の上の数字が厩舎指数)
・馬名の下が枠別成績になっているのですが、内枠時の成績が【 1 - 1 - 0 - 1 】と優秀。
・「新パドック新聞」の特記で「腰甘い」があるように、今の中京のトレンド特記。
・4歳馬
07081212新パドック新聞


ただし、アキノパンチは、前走のルメールから中村将之騎手への乗り替わりで、しかもコメントにあるように前走はかなり上手く乗っての結果という事を考えると、勝ち切るのは厳しいかなという印象でした。

後はこの馬の相手として残った馬の取捨をしていきます。
1・ヤマニンエマイユ
厩舎指数も高く、印も↑と高評価。内枠時の成績も悪くない。中京芝1200の実績もある。マイナス要因として、テンに鈍そうな馬が最内枠で揉まれそう。前走のコメントで「バテないけれどスピード劣る」と、今の馬場に合わない。基準1番人気で買う馬でないという判断で消し。

2・ヒシエンジェル
厩舎指数の評価は/も、−6は他馬と比べると低い。2走前の中京4着は追い込んでのもので、開幕週向きの馬ではない。特に評価すべき分部はないので、消し。

3・アスタートリッピー
騎手名の左の箱に「短哩」とあるのが距離適性で、その下の数字「220」が激走指数です。
これは各ファクターを足していって計算するのですが、このメンバーの中では1番高い数字。
人気を考えれば、走った時には美味しいと思いました。
ただし、特記に「揉まれ弱い」とあるように、内枠が心配。内枠の成績も実際に悪い馬です。
中舘英二騎手・「腰甘い」の特記・休み明けがいい方向に出るかもという希望的観測・人気の割りには走る要素がると判断しました。

4・ノーモアクライ
馬としてはスピード◎のように、能力はありそう。
ただし、前走の敗因が調教不足の割には今回の調教指数が低すぎ。中身が出来ていない可能性が高いので消し。

12・シティボス
IDM的には足りています。全く前に行けないし、調教指数も前走より下がっており、特にIDM以外に評価できる部分はないのですが、能力の割りには人気なさすぎということで残し。
当日の直前情報で何かあれば、といった所です。

15・ウインイージス
IDM1番手。調教・厩舎評価もA、前走の敗因は不良馬場、有利な外枠、過去3走ともにパドック点が4点入っており、普通なら1番手評価の馬だと思います。
アキノパンチがいなければ、本命でもよかったかもしれません。気になる点は、過去3走1番人気にも関わらず成績が伴っていないという点。毎回高評価を受けながら、こういった着順を繰り返す馬は見えない部分や、指数化できない所で何かマズイところがあるので、信頼できません。
前日段階では、今回も人気になるだろうし、パドック点も入りそうだけれども、何か嫌な感じがする馬という印象でした。

16・コスモベル
出遅れが前提な馬で、しかも休み明け。
4歳馬・札幌での指数も高く芝のキャリアも少ないので、まだ伸びる可能性はあるかも。
今回は、他に評価できる馬がいる分消し。

18・マルターズロビン
コメントに「前が止まる流れでないと」とあるので、多分今回は無理と判断しました。消し。

で、一応の印を以下のようにしました。
◎ 5・アキノパンチ
○ 3・アスタートリッピー
▲15・ウインイージス
△12・シティボス

 結果は1番ヤマニンエマイユが予想していたよりも前で前で競馬をして1着。
アスタートリッピーは、直前情報から、デキはイマイチだったのかもしれません。道中のリズムも非常に悪く、まともに乗れてませんでした。
シティボスは、当日も特に買いの材料は増えずで、個人的には無印にしました。
結構イケルと思ったのですが、外れましたね・・・・。

 馬体やレース振りからの適性等は、リプレイと新聞にあるコメントからの判断です。
僕は現場において馬をみる役割ではないので、馬体や走りに関してそれほど知識はありませんが、それでも分かった気になってしまうのがJRDB新聞の愛すべき所なのかもしれません。

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©2008 JRDB

2008年02月29日

 今日は、新聞の見方の説明とは少し外れてしまいますが、今回はレース直前に配信している「直前情報」についてです。

 先週の日曜に久々に現場(競馬場)に行く事ができましたので、実際に配信されている情報と、その現場での判断の材料や呼吸みたいなものの一例として伝えられればと思います。

 まずは現場の担当者が、どういったサイクルで情報を作成しているかと言いますと、
パドックに馬が出てくるのが前のレースの発走直前、2Rのパドックならば1Rの返しを見終えて、ゲートに馬達が集まり出した頃に登場します。
この時点で、既にパドックにもどって待機しているので、実際にレースを見ることはほとんど出来ません。
隙をみて、レースを見にモニターまでダッシュして、勝ち馬がゴールした瞬間に、またパドックまでダッシュです。
脚・馬具をチェックして、パドック点をつけて、直前情報を送信。その他詳細をメモしたり、会員さんや現場に訪れた人達の質問に答えたりしている内にパドックの周回が終了して、返し馬を見るためにスタンドへダッシュ。
最後の馬の返しが終わる頃には、発走時刻まで10分切っており、そこからデータを送信。と、同時にパドックへ走り出す。

以上のような事を1日12R、毎週土日続けています。
ダッシュ・ダッシュ・ダッシュの繰り返しです。。。

 毎回1Rにかけられる時間は非常に限られており、普段TV等で競馬を見ている方には信じられないくらいに時間が足りません。
パドック→返し→パドックが延々続き、競馬場では1日中馬がパドックを周回しているんじゃないかとおもうくらいに。

担当者は勿論、前日に出走してくる馬について調べて来ていますし、前走見た馬であればその記憶もあります。かなり細かい所まで、本当によく見ています。それでもやはり、時間的な制約は大きいなぁというのが僕の印象です。

 JRDBのデータとしては、直前情報というのは非常に目立つし影響力も大きいのですが、例えば「パドック点には反映できないけれど走りそうな馬」というのも、それなりに存在します。
で、結局そういった馬を拾っていくのはデータや新聞であり、予想する人各自の努力だったりするのだと思います。
何度も言っていますが、パドックで全部の答えを出せるわけではありません。
特に目の前で馬を見ていれば、その馬自体に引っ張られてしまうでしょうし、とにかく時間が限られています。

 今回は、パドック評点からやや漏れた、日曜東京9RのヒヤシンスSのダイワマックワンについて。

当日のパドック担当者は「京介」さん。
ここでも異常に詳細な回顧を書いているので、どういう競馬の見方をするのかは読んで頂ければ大体分かるかもしれません。
簡単にこのレースのパドックを振り返っておきます。

 経験の浅い3歳馬のダートのOP競走で、この時期によくあるように、OPでありながら能力差はレース前からハッキリしている状況。
パドック点をつける基準としては、
「細かい適性やデキよりも、能力や素質を素直に評価して点をつけたレース」
とのこと。
勝ち馬の9番サクセスブロッケンに4点が付いたように、+16kgでもここでは抜けた存在。
「スピードが足り無そう」との意見には、前走よりもされに成長しているし、そういう点も問題にならない位の相手関係、コレなら普通に勝つでしょうとのこと。
大体、ここまで言わせるくらいでパドック評点は4点になるのでしょう。
IDM的には、他にも競っている相手はいたのですが、それでも馬を見るとIDM以上に差があるとの判断でした。
ナンヨーヒルトップは
「走り小さいけど、府中はどう?」との質問に、
「もっと能力や馬体の差が詰まった面子であれば気になるかもしれないけれど、今回は敢えて馬体と能力で評価した」
と、上記のようにテーマに沿った点を付けてました。

で、お題のダイワマックワンですが、パドックコメント(申し訳ありませんが、これは会員オプションの直前コメント情報です)は以下の通り。
1ダイワマックワン
 馬体良B 気配チャカB
 馬体も仕上がりも良い。別の条件なら。
 
 <レース後の各コメント>
 出遅れ中団の内で溜め、直線壁で外出し浮上 箱型でトモ幅確り。スッキリ仕上がり順調。前掻き。超強風+Hペースでも体力見せる。両前バンデージ。 

 今回は初ダートで未知数の分部は大きく、また、それなりに馬が揃っており抜けた馬がいるレースとあって、このコメントを読むかぎりはパドック点が廻らなかったのかなといった感じです。
ただし、IDM的にはサクセスブロッケンと1ポイントしか差がありませんし、「馬体も仕上がりも良いと」のように状態は良かったのでしょう。
結果は、直線でセッカチセージ、プラチナメーンの走路を妨害気味も4馬身差の2着。
サクセスブロッケンはしっかり評価できたけれども、ダイワマックワンについてはパドックでは評価し切れなかったレースとなりました。

 パドックという短時間での評価は万能ではありません。
それでも、例えばダイワみたいな馬は、情報の受け手が使い様によっては届く所にいる馬だと思います。
前日までのIDMや情報、当日のパドック点やオッズの入り方をトータルして出している「総合指数」というのがありますので、基本的には、そちらを目安にする方がクールです。
パドック点が入っていなくても、総合指数で印が入っている馬であれば、それなりにチャンスはあります。

・戦前のIDM差をパドックではひっくり返して、サクセスブロッケンに大きく加点。オッズ印も◎で総合指数ではナンヨーヒルトップと同点の1番手。
・ダイワマックワンにはパドック点は廻らずも、オッズ印が入って総合指数は4ポイントプラスで4番手。

 少し難しくなってしまいましたが、パドック点が入らない時は、本当に担当者が切りとの判断であったり、単に印が廻らない場合であったりします。それを全て伝えるのは、時間や送れる情報量の制限から今は非常に難しい状態です。
こういう部分をパッと見て理解するには、慣れに頼る所も大きいのですが、直前情報1つにしてもトータルして見るという事がとても大事。
でも、ちょっと大変ですね。

 参考までに、パドック点がついた他馬については以下のようなコメントでした。

◎9サクセスブロッケン 4.0
 馬体良A 気配平凡 B
 素材A級。デキも上々。勝ち負け必至。
 気配を表に出さないこの馬にとってコレで十分。
 
 <レース後の各コメント>
 好位馬群で溜め、後続突き放し最後も余裕。 胴短脚長。バランス良く弾力上々。動き良し 超強風。広いストライドでバネあり強い内容 両前ソエ小。左後繋弾く。
----------------
○4ナンヨーヒルトップ 3.4
 馬体良B 気配チャカB
 地力上位。仕上がり良く安定感は高そう。
 チャカつくもこれはこの馬の癖。
 
 <レース後の各コメント>
 馬なりでハナへ、最後は一杯で流れ込み。  腹ボテトモ○。踏込み浅い。馬体は柔軟。  速いペースで超強風。止まった。前傾の走り 四肢バンテージ。両前ソエ小。
----------------
▲11プラチナメーン 3.0
 馬体良B 気配不安定B
 馬体確りし仕上がりも良い。上位評価。
 前走と同様。平行線。
 
 <レース後の各コメント>
 好位の外で溜め、直線バテないが甘い。  筋肉質で腹ボテ。トモ一息もバランス良し。 中間トモ疲れ。柔軟なストライド。距離欲し 四肢バンデージ。
----------------
注10セッカチセージ 2.4
 馬体普B 気配チャカB
 馬体は良い方だが多少張り甘さある分の下げ。
 今日は多少チャカ付く仕草。特に気にせずとも。
 
 <レース後の各コメント>
 バラけた中団追走、直線バテないがトロい。 骨太で脚長。柔軟でフックラ張り○。腰甘い 超強風。骨太前掻き。柔軟大トビでバテない 両前バンテージ。右後球節腫れ。
----------------
 2ラインプレアー ☆
 馬体良B 気配不安定B
 馬体上位だが作りが大味で器用さ足りない。
 前走と同様。平行線。
 
 <レース後の各コメント>
 好位の内追走、バテて流れ込んだ。  骨太腹ボテで脚長。鈍足。張りはある。腰甘 超強風。  両前軽いソエ。左前裏筋怪しい。左前骨瘤小

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©2008 JRDB

2008年02月22日

 JRDBの新聞は、現代競馬の新聞である以上当然、指数をベースに作られています。
今どきの競馬新聞ならば、どの新聞であろうと指数の類はありますので、特に目新しい物ではないかも知れません。
ただし、世の中のどの指数と比べても断然精度が違う事、そこに落とし込んでいるデータ内容、指数をつけるスタッフの競馬スキル等々、結構凄いんです。ちなみにその指数の名前はIDM
「競馬・IDM」で検索すれば大体の事は分ると思いますので、ここではこれ以上の説明は省略しておきます。
それでは、今回のフェブラリーステークスをJRDB的に考えていきましょう。
と、言いたい所ですが、その前に1つ確認しておかなければならない事があります。

 IDMは馬の総合的に能力を示す指数なのですが、残念ながらフェブラリーSを当てる為の指数ではありません。
IDM順に1・2・3着と、どんなレースでも決まってくれればいいのですが、競馬はそんなに都合良く出来ていません。
新馬・未勝利〜G1まで同じ指数を同じ使い方で表現できるほどには、IDMも万能ではないのです。
非常に有用な道具ではあるのですが、しっかり考えて使ってこその指数であり、そのために僕たちは一生懸命新聞を作っているわけです。

 前置きが長くなりましたが、IDMは一旦横に置いておく事にします。
とりあえず、『フェブラリーS』って一体どんなレースなのか?をさらっと復習しておきましょう。

 色々な解釈があるかとは思いますが、僕個人としては以下のようなレースであると思います

<ダート路線の総決算>
 昨年の秋以降に始動して、トライアルを繰り返し、JCDで一旦頂点を決めて、最後にマイル戦で行う事により、距離適正の幅を広く取って強い馬を決めるレース。
フェブラリーの後は、帝王賞まで(かしわ記念もありますが)国内G1はありません。
この時期にビックタイトルはほぼ集中していて、この流れで勢いに乗っている馬がほぼ毎年勝っています。
ちょっとした、ダート版有馬記念みたいなものでしょうか。
今後はこの後のドバイでのレースが、普通のローテになってくると思いますので、多少変ってくるかもしれませんが。
つまり、距離適性がバラけている面子の中でも、能力+勢いで最後にちゃんと強い馬を決めましょう、というレースです。

 なんでこんな事をわざわざ書くかというと、競馬は基本的に毎年同じ事の繰り返しだからです。
 ・秋天を含む4連勝で望んだアグネスデジタル
 ・3歳の秋には盛岡ダービGPで大差勝ちと、東京大章典を勝ったゴールドアリュール
 ・外国馬には鼻差で負けたけど、3着には5馬身差つけてJCDを勝ったアドマイヤドン
 ・根岸Sをブッちぎりで勝ったメイショウボーラー
 ・3歳でJCDをレコードで勝ったカネヒキリ。
 ・未勝利から5連勝でJCDを勝ったアロンダイト(*出走してません。勝ち馬:サンライズバッカス)
 ・JCDで圧倒的な競馬をして、東京大章典を楽勝したヴァーミリアン(まだレース終わってません)

憶測を含めて並べただけでも、勝つべくして勝った馬達ばかりです。
とにかく、「勢いがあって強い馬が勝つ」とても単純なレースという事は伝わったでしょうか?

 今年の上の例にあてはまる馬は、ヴァーミリアンという事になります。
競馬に絶対はないので、この馬が飛ぶ可能性を探すのもアリなのですが、それをするのであれば別のレースを探すのが効率的です。
特にオッズが発表されてから考え始めてしまうと、余計にアラを探したくなって素直に考えられなくなります。
重賞のように、かなり早い段階で情報があるレースは、先にある程度決め撃ちしておいた方が無駄がありません。
今の時点でまったく分らないレースであるなら、そもそもやるべきレースではないという事なんだと思います。他の自分向きのレースに時間を使いましょう。

 では、実際に新聞を見てヴァーミリアンについて新聞から分る事はというと、
コメントとその下の特記から、スピードのある差し馬という事でしょうか。
イメージとしては、バテずに最後まで伸びるとか、器用に馬群を縫うように上がってくるという事ではなく、4角回った時の手応えが他馬とは違っていたり、直線半ばで前との差があっても、「これは差しきれるなあ」と思わせるだけの脚がある馬という感じ。
その時出したIDMが「83」。馬名左側の「81」が今回の条件等を含めて、このレースで出すであろうIDMです。
−2補正された分は、例えば距離適性による修正であったり、今回予想されるペースによる修正だったりします。
つまり、JCDの時のパフォーマンスほどには出せないだろうという事です。

もう少し詳しく見てみますと、馬柱の下の分部でに、

[良3]
 馬体のデキは良い状態で、その時のパドック点は3点台という意味です。JCDの時はパドック1番手はフリオーソ(次走の東京大賞典で2着)だったのですが、パドックでの馬体の評価は2番手でした。馬体はそれほど良く見せる馬ではないのかもしれません。

 続いて1文字づつの表記があります。

[平]
 パドックでの気配。平凡の「平」という意味です。まぁ、普通だったのでしょう。

面・E・H・舌・バ・新:馬具と脚元の特記です。面がメンコ。Eがエッグハミ。Hがハートハミ。舌が舌くくり。バンテージ、新エクイロクスとなっています。これら1つ1つが何かという事は、JRDBのHPに解説があるので、そちらを参照してください。大体おおまかな感じですと、気性に問題がありそうで、蹄の状態もちょっと怪しいのかな、と読めます。今の時期のダートは凍結防止剤も撒いていますし、散水も結構しているので、多少の脚元の不安であれば問題ない馬場状態になっています。念のため、当日の情報ではチェックが必要ですが。

騎手名のマスの1番下の数字は、武豊騎手が石坂厩舎の馬に乗った時の成績です。過去5年分の2003年からの集計で、43-21-9で、4着以下が47回になっています。率に換算すると、勝率36%、連対率53%位ですので、これまた相当相性の良いコンビになっています。

ざっと見ると、上記のような馬がヴァーミリアンで、不安点も含め今回のIDMが81でトップになっています。
ほぼ1番人気になるであろう馬ですし、出した答えは確かに平凡かもしれません。ただし、JRDBの新聞を使うのであればその内容は、結構説得力もあるし、ちょっと違った視点から考えられると感じて頂けたでしょうか?

後は相手を考えたり、当日の情報の見方を説明したいのですが、それはまた別の機会という事で。
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