スタッフリレーコラム
2013年11月28日
水曜日に予告していた記事です。
過去5年分の最小オッズの比較集計を終えた後、システム班Kさんから与えられたミッションは以下。
「パッと見て、各馬の基準オッズ、最小オッズ、現在オッズがわかるようにしなさい」
これが大変でした。最初は以下の表そのままのようなHTMLを作る→即却下

ただの数字の羅列で「オッズの変動幅がわかりにくい」のが却下理由。
M:うーーーん、どうしたものか。(悩む)
おりしも世間はアベノミクス株高に浮かれている時期。私自身、株売買自体はやらないんですが、日経平均ぐらいは見ます。
日経平均チャート

M:ん?株ローソクって始値・高値・安値・終値で表してるな。
これ、オッズに反映出来ないだろうか?
ローソクは正式にはOHLCチャートと言うそうです。Open(始値)、High(高値)、Low(安値)、Close(終値)の頭文字ですね。
注:株価と違い、オッズの場合は「安い(陰線)方が売れている」という逆パターンになります。
基準オッズをOpen値、オッズの最大値をHigh値、オッズの最小値をLow値、現在(確定)オッズをClose値にして
グラフを描画できないだろうか。。。。
ここから私の長い苦悩の日々が始まります。
試作品は10個までは数えたが、それ以降は覚えていませんORZ
ここまで「作る」→「NG」→「作り直し」→「NG」を繰り返したのは初めてですね。
何せ「リアルタイムでグラフ描画を繰り返すのが重い」。
最新式パソコンなら動作する。しかし、スマートフォンやタブレットは、処理が重すぎて動かない。。。
あー、無理かなあ。ここまでやってお蔵入りか???
システム班K:「いまはWEBブラウザで全部できる様にしないとダメだ!スマフォタブレットのブラウザ動作は必須!」
(〜大東京トイボックスのプログラマー会話みたいなイメージ〜)
ここでKさんが折れてくれたらどんだけ楽だったことか。。。
トライアンドエラー。プログラム廃棄処分を何度も繰り返し。
ようやく「3年前の旧式スマフォでも動作する」まで至りました。
▼サンプル動作▼
M:スマートフォンの方は以下のリンクから別画面で開いて下さい。
■オッズグラフを別ウインドウで開く■
M:操作の説明。一番左の「再生」で時系列オッズを再生します。
ウニウニとオッズが「生き物」かのように動きます。
コマ送りも可能です。

好きな競馬新聞をみながら「スマフォ片手でオッズ入りをパッと確認する」という使い方シーンに特化しています。
・自分が前日予想で買おうとしている馬は、ちゃんと売れているのか?
・3連複3連単、穴紐に付け加えないといけないオッズ入り馬はどれだ?
という使い方です。
馬の情報(性齢、厩舎、馬主に始まり、JRDB独自データまで)を出力してないので、新聞か直前情報リニューアル版などで補完が必要です。
将来作るパソコン専用画面には出せるかもしれませんが、スマフォ用はオッズ特化になっています。
サンプルは11月23日 京都12Rです。
画面の簡単な説明です。騎手名をはさんで、上部が単勝オッズ、下部が複勝オッズ。
左から「基準1番人気→基準2番人気→基準3番人気。。。→基準最低人気」の順に並んでいます。
ピンク :「最小オッズが基準オッズ×0.6より売れている 【強オッズ】」
赤 :「現在基準オッズより売れている」
オレンジ:「最小オッズは基準オッズより売れているが、現在は基準オッズより甘い」
灰色 :「最小オッズが基準に達していない」
上に行くほど強いオッズが入っている色になります。
青線は馬単合成オッズOHLC、緑線は3連単合成オッズOHLC
なんですが、長くなるので今回は簡単説明にとどめます。
合成オッズは「第二の基準オッズ」と言えます。「軸馬から相手総流し、かつ払戻均等にした際のオッズ」です。
合成オッズより売れている馬のみ、「合成オッズから単勝オッズへ、右上から左下へ斜めに線が入る」という仕様です。
点線は「最小オッズが合成最小オッズより売れている」
実線は「現在オッズが合成現在オッズより売れている」
合成オッズに関しては以下の記事で説明していますので興味がある方は参考にしてみて下さい。
■春の記事:JRDB直前情報×オッズ画面完成×合成オッズ馬券
話を戻します。
勝馬の12番川田騎手騎乗馬のオッズに注目ですね。

M:単勝基準オッズ22.2×0.6=13.3倍を下回ったので
「強オッズ」としてピンク色になっています。
M:ここで「基準オッズがズレてるんじゃない?」という人、以下を見ましょう。

M:発走7分前には基準オッズに戻しているんですね。「朝のオッズは、基準オッズから乖離した異常オッズ」であることが分かりますね。
この時点では、基準1番人気の4番浜中騎手騎乗馬も基準2.9倍に対し1.6倍を記録。
「強オッズ」としてピンク色になっています。
いつも最終レースは「パドチョク」で安井君から取材を受けるので、
オッズ推奨馬は単勝ピンク(強オッズ)の4番と12番、複勝ピンク(強オッズ)の6番の3頭にしました。
注:単勝+複勝ともに強オッズなのは12番1頭のみ。
M:放送で推奨したからには、責任もって自己馬券組みますよ。
12番は朝売れていたとは言え、現時点では基準オッズに達していない。
「馬券圏内はあれど、1番人気も強そう。頭(単勝)はさすがに厳しいだろう」と考え馬券は以下を選択。

残念ながらこの馬券はワイド安目のみ的中。
ところが上記馬券を購入した直後にオッズに大きな動きが発生するのです。

M:締め切り間際に、単勝複勝が再度大きく下がりおった!
「誰か」が朝、昼、締め切り間際と大量に何度も買っている!!
慌てて追加したのが以下の単複馬券。

結果。


M:結果1着。誰でしょうね、朝から大量に買っていたのは。。。私は小銭で乗っかっただけの馬券ですが、「大量買い」を仕掛けた方は相当な儲けを出しています。
私はこのレース、「事前の予想を一切していない」です。
パドチョクで取材を受ける際に、「どれがオッズはいってるかな〜」と眺めた程度。。。
それでも取れるオッズ馬券。恐ろしい。
時間がある場合は「オッズの裏取り」(オッズが入っている馬に何か理由があるか?)を検証するんですが
土曜日は翌日の新聞データ作成でバタバタしており、裏取りの時間はありませんでした。
後から見てみると。

休み明けですが、中間は吉澤S-WESTに放牧(放牧後の成績が良い外厩です)。追い切り指数も72とちゃんと出しています。
「休み明けだが、ちゃんと仕上がっている」ことを知っている「誰か」が買っていたのでしょうか?
オッズ馬券は「誰が購入しているのか?」を推理するゲームでもあります。
次は「オッズが入っていた穴馬、とても頑張ったけど馬券にならずパターン」
▼サンプル動作▼
スマートフォンの方は以下のリンクから別画面で開いて下さい。
■オッズグラフを別ウインドウで開く■
11番松山騎手騎乗の単勝が穴目で強オッズですね。
この馬は「オッズの裏取り」をしていました。放牧先がノーザンF天栄(かなり成績が良い放牧先)なんですね。




結果は4着で馬券は全て外れです。
外れ馬券さらしてどうするの?いえいえ、レースリプレイを見てみましょう。

11番は4コーナーで大外ぶん回し。この時点でシステム班はテンションが一気に下がります。
強い人気馬が外をまわすのは気にしないんですが、人気薄の馬が馬券に絡むには「距離損無しが最低条件」としてシステム班は考えています。

4コーナー大外まくって直線は先頭。距離損は大きいが「オッズ入った【やる気】は見せている」

直線は1頭抜け出して先頭キープ!
システム班Kとシステム班M 「大外回ったのは余計だが、コレはもらったで!」
ハイタッチの準備をする2人に、襲いかかるのが。。。

内外から上位人気馬勢の強襲!
K&M 「せめて3着(複勝ワイド)キープしてくれー」

見えにくいですが8番の向こうで「クビ差」 4着入選。上位人気3頭→「4着にオッズ入りの穴馬」という決着でした。
「4コーナーまくりの距離損さえ無ければ3着はあったんじゃない?」のタラレバ馬券結果。
単勝30倍 基準11番人気にしては、見所ある「オッズ入りらしい」頑張りは見せてくれましたが。。。

他にもオッズの動きで面白いレースはたくさんありますが、今回はブログ記事紙面の都合で割愛します。
(すでに記事が長すぎて飽きられている懸念、、、。)
「全部のレースがオッズでわかりやすい」わけではありません。
特にメインレースや重賞(G1)ともなると「100万超え」の集中投票がいろんな馬に入ります。
「どれが本気のオッズかわかり辛い。」
逆に、「下級条件戦」にもかかわらず穴馬1頭だけ大きな乖離「強オッズ」が発生。この方がわかりやすいですね。
システム班M 個人的な戦略
「重賞は見て楽しむレース」
「馬券で勝負はメインレース以外の特別戦や条件戦」
社内でも少数派な考え方です。私だけかもね。
ブログ読者が一番気になるのは重賞レースですよね。無視するとまた怒られます!
「先週のジャパンカップG1」のオッズグラフを出してみましょう。
▼サンプル動作 メインレースなので軸出力は馬名にしています。▼
スマートフォンの方は以下のリンクから別画面で開いて下さい。
■ジャパンカップG1 オッズグラフを別ウインドウで開く
単勝30倍以下で基準より売れているのは3頭のみ。
7番ジェンティルドンナ、13番ゴールドシップ、9番デニムアンドルビー。
13番ゴールドシップはラップキャラ安井先生の予言で「ラップキャラ的に一致しない、京都大章典、ジャパンカップでは来ません」とのことでしたので自信の消し。
私が選択した行動は以下です。

M:みんなでチョイスを9番デニムアンドルビー。(え?)
ちなみに「みんなでチョイス」は、当日の朝、システム班Kさんと永野さんに「今週だけ当てたら、ギフト券のチャンスあるで!」というお誘いがあって、初めて参加しました。。。

わーい。チョイGが127100に増えたよ。。。(そんなのはどうでもいい)
M:実際のJCの馬券はコレ。

M:オッズを完全無視した馬券です。
私は何やってるんでしょう?(汗)ORZ
購入したのは7番ジェンティルドンナ-11番ルルーシュのセット一点(外れ)。
11番ルルーシュはオッズが入っていたわけではありません。単勝複勝ともに基準オッズに達していない「灰色グラフ」です。
上位人気で「唯一の単複ともに甘い」オッズ。よりによってオッズ完全否定馬券をここで1点買いとは、これいかに。
重賞はオッズ馬券から離れ、自分で予想して観戦するスタイルを取っているが故の過ちでしょうか。反省。
ここはオッズ馬券で7番ジェンティルドンナ-9番デニムアンドルビー1点で行って、宣伝材料にすべきところ。再度反省。

←左図はジャパンカップの段差オッズ一覧です。(クリックで拡大)
単勝にいろんな馬へ100万超えの玉が何発もあり、「段差オッズからはどれが推奨」とは言い難いですね。
面白いのは7番ジェンティルドンナは単複ともに3000万超え(それぞれ10件以上)の段差がありますが、13番ゴールドシップには単勝のみの段差が多い(複勝は2件だけ)と言う点。
ゴールドシップは【頭あって3着無し】の売れ方だったとでもいいましょうか。
(それ以前に「ラップキャラ」で取捨を判断できる!@安井式ラップキャラをお読み下さい!)
「重賞はガチで馬券配当を取りに来るオッズ入りが1頭だけではない=オッズの入り方からの判断は難しい」という印象を持っています。
さて、新しく作成中のオッズアプリ(HIGEオッズビュワー)のサンプルをブログで初公開しました。
駆け足で書いた記事。分かりにくい点、数多くあるかと思います。
まだまだ説明が足りないんですが、すでにとんでもなく長い記事。文章構成能力低いのバレバレ。
オッズに関しては新しく「オッズ専用ブログ」を立ち上げる予定になっています。
もう少し突っ込んだ内容は、そちらで書き進める予定です。(現在準備中です!)
今回公開したサンプルですが「操作性」に難が残っている状況です。
もう少し操作性を直してから公開、だと今週の記事の意味がありません。
「操作性はこれから直していくので許してねバージョン」を今週から公開します!
公開レース等はこのブログで告知します!
ココまでお読み頂きありがとうございました。 システム班M
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2013年11月27日
月曜日に予告していた記事です。
今回は「単勝1倍台」にフォーカスを当てます。
(穴オッズ帯域も面白いんですが、やるとなれば1週では終わりませんので別の機会に)
何を説明するかの元データは以下。
▼クリックで拡大▼

※強く売れる、売れる、甘い それぞれの閾値は備考欄に記載しています。
要は
・基準オッズと「確定オッズ」
・基準オッズと「最小オッズ(一番売れていた時点オッズ)」
2パターン比較で集計してみたわけです。
「基準オッズ」単体の説明は、以下記事で説明していますので参考にしてみて下さいね!
■[「基準オッズってなんですか?」 Mの説明コーナー 基準オッズの使い方 序]
■[「基準オッズってなんですか?」 Mの説明コーナー 基準オッズの使い方 破]
■[「基準オッズってなんですか?」 Mの説明コーナー 基準オッズの使い方 Q]
■[「基準オッズってなんですか?」 Mの説明コーナー 基準オッズの使い方 ?]
■[馬具変更とオッズ乖離]
さて、表だけだと伝わるものも伝わらないので、グラフに変換。
その1.「基準オッズと確定オッズ」を比較し、売れ方別での集計です。

実線の赤が勝率、緑が連対率、青が複勝率です。
(点線は比較対象の平均値です。)
右に行くほど「基準オッズより売れている場合」になります。
勝率連対率は綺麗な比例グラフですね。
注目点として基準1倍台の馬は、基準オッズ前後では平均値を下回ります。
基準オッズ1倍台の馬 格言1:
「確定オッズが基準オッズ以上に売れていないと平均値に達さない」
ま、「当たり前」ですね。
確定オッズが基準より売れている=オッズが安い人気馬
ですから。
その2.「基準オッズと最小オッズ」を比較し、売れ方別での集計です。
最小オッズとは「その馬が一番売れていた時点オッズ」です。 確定オッズとは違います。
注:集計に用いた最小オッズは「競馬場やWINSで馬券発売開始後のオッズ」としています。数万円で上下してしまう「IPATのみ売上オッズ」はノイズとして除去しています。

月曜予告していた「モザイク画像」のモザイク無し画像がコレ。
(モザイクは「基準オッズと最小オッズ」にかけてました。)
「平均勝率50%を誇る単勝1倍台の馬」が
「最小オッズが基準オッズに達していないと勝率25%まで落ちる」
ことは覚えておきましょう。
基準オッズ1倍台の馬 格言2:
「最小オッズが基準オッズ以上に売れていないと勝率25%まで落ちる」
以上、「当たり前」の事を書いてます。もうちょっとだけ、お付き合い願います。
次は「その1」と「その2」を組み合わせますよ。
その3.「最小オッズが基準オッズに達している場合」縛り 「基準オッズと確定オッズ」を比較し、売れ方別での集計です。

何が違うかと言いますと。。。
一番左の「甘い」オッズでも基準前後と変わらない勝率キープである点です。
最小オッズが基準オッズに達してさえいれば、確定オッズが基準オッズより甘くても踏みとどまっているわけです。
基準オッズ1倍台の馬 格言3:
「最小オッズが基準オッズ以上に売れてさえいれば、確定オッズが甘くても勝率に差は無くなる」
長々と書きましたが、「全部当たり前のことじゃん!」との突っ込みが入りそうですがね(汗
この「当たり前のこと」が分かる環境、あるのでしょうか?
オッズを確認する作業には以下があると思います。
・競馬場の電光掲示板で現在オッズを確認する
・IPATやJRAサイトで現在オッズを確認する
・WINSでオッズプリンターにて現在オッズを確認する
・JRA公式データでオッズを取得する
▼これを図に表すと以下です。▼

M:これだけだと「一番人気が1.9倍かあ〜。この馬の単勝堅いのかな?」という感想しか出ません(私は)
競馬ファンの大部分が置かれているのは、上記の「現在オッズだけが分かる環境」になります。
▼次に、基準オッズを図に入れてみます。▼

M:単勝1.9倍にもかかわらず、「基準オッズ1.8倍より売れていない」 あやしい人気馬パターンになります。
▼次に「最小オッズ(一番売れていた時点オッズ)」を入れてみます。▼

M:「現在オッズは基準より甘いが、最小オッズは基準より売れている。」パターンになります。
▼良い売れ方は以下です。▼

M:「現在オッズも最小オッズも基準より強く売れている。」パターンになります。
▼ベストな売れ方は以下です。▼

M:「基準オッズ×0.6より強く売れている。」パターン。
現在、システム班Kさんと一緒に「基準オッズ×0.6」より売れている場合の分析をしているんですねー。
これを「強オッズ」と呼んでおります。
長くなってしまったので、ここで一回記事を締めます。
・基準オッズ、最小オッズとの比較で売れ方の「強弱」がわかる。
・「現在オッズ」を見るだけでは、全体像が何も分からない。
基準オッズ、最小オッズの比較をしたいが、その方法は???
直前情報リニューアル版を使うと「基準オッズ」との比較は可能です。
「最小オッズ」もある程度は分かります。
▼時系列タブ クリックで拡大▼

▼単複合成オッズ比較 クリックで拡大▼

ただし大きな弱点があります。
・直前情報リニューアル版時系列タブは「パドック&馬具&脚元」データと同時に配信する仕様のため、
「その後のオッズの動きが分かりづらい」のです。
(常に最新のオッズは別途表示していますが。)
M:無いんです。完璧な条件を満たすモノが。
というわけで、「無いのなら 作ってしまえ ホトトギス」。
次回記事は新しく作ったオッズアプリのお話になります。金曜日夜に更新予定です!
(スマートフォン用ですよ〜)
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2013年11月26日
JRDBコンテンツでの、プログラム開発担当は以下
直前情報リニューアル版 、携帯リニューアル版、競馬新聞:WEBレーシングペーパー
となっておりますです。
春のリレーコラムでは、
・競走馬を10年以上、生で見たことがないシステム班。 私はJRDB競馬スタッフではない?!
・展開予想ゴール図1着+激走馬(通称 展開1着激走馬)について。 「展開1着+激の起源」
・JRDBを知ってから、システム屋を志し転職のため学校に通う経緯。 「システム班M、誕生(前夜)」
・システム班M 現在の馬券構築方法 前日予想にかける時間はたったの5分?
等書いたんですが。。
「競馬に関係ない文章」が大多数をしめており、社内から批判が殺到(汗
(そんなんは、個人ブログでやらんかい、ボケェ!〜ということですな。はい、反省)
ということで、今回のスタッフリレーコラムは「がっつり競馬」に関することにします!
さて、9月再開後のスタッフリレーコラムカテゴリ スタッフ毎のテーマを見直しますと。
9月再開後 スタッフリレーコラム | ||
---|---|---|
スタッフ | テーマ | リンク |
飯村 | スーパー未勝利+IDM、展開、激走馬 | 記事1 記事2 |
安井 | ラップキャラ、ハミ替え | 記事1 記事2 |
赤木 | パドックとJRDBデータ | 記事 |
システム班K | 展開図とオッズ | 記事1 記事2 記事3 |
久保 | レース特記 馬特記 | 記事1 記事2 記事3 |
京介 | 体型データ | 記事 |
橋浜 | トレセンリポート | 記事1 記事2 記事3 |
奥野 | 騎手データ、○地の旨み | 記事1 記事2 記事3 |
平間 | 三歳馬世代 | 記事 |
永野 | M.デムーロ騎手 | 記事1 記事2 |
大嶋 | 新馬戦+仕上指数 | 記事1 記事2 記事3 記事4 |
図らずもスタッフリレーコラム リンク集になってもうた。コレはコレで便利?
ブログは良記事がどんどん下に消えていくのが難点ですよねえ。
春から秋までの前回リレー分も、時間ができたら作りませう。
皆様、それぞれ競馬スタンスがありますね。もちろん「すべてのテーマが大事」です。
私は「競馬にいらないデータはない。あればあるほど武器になる。」と思っております。
さて、今回のテーマはずばりオッズです。
展開予想図から離れて「オッズ集中特化ゾーン」にしてみましょう。
システム班Kさんのリレーコラムでフライング公開された画面(開発中)についてになります。
「単勝オッズ1倍台の馬がぶっ飛ぶとき!〜オッズで見抜ける超絶簡単な方法〜」

- 画像はモザイク入り 次回記事でモザイク除去よ〜 -
単純に単勝オッズ1倍台の人気馬は、平均すると
2回に1回勝ち、4回中3回は連対、5回中4回は複勝圏内です。
なかなか「人気に逆らい難い」ですね。
しかーし、とある【超絶簡単な条件】を入れると〜。
単勝オッズ1倍台の馬が、勝率25% 連対率50%まで下がってしまう!というオッズデータ分析記事。
木曜か金曜夜に更新します。
今週は月末で決済処理でバタバタ。。。月末に順番回るとは、クジ運がないー。
それまでは、上記「スタッフリレーコラムリンク集」から、過去の各スタッフコラムを読み返して見て下さいね!
(あー、風呂敷広げてもうたが、ちゃんとたためるのか、おい!)
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2013年11月23日
土曜新馬戦を当てよう
土曜はどうだった?
気を取り直して日曜日の新馬戦を見ていきます。
東京4R

◎12.ブリージョ
○14.スペルオンミー
▲1.キャンティユッキ
△5.アンヴェイルド
△6.キネオペガサス
仕上指数上位と追切指数上位が同じ1戦。キャンティユッキが調教指数マイナスでやや評価下げ。ブリージョは仕上指数、追切指数トップでスペルオンミーはノーザンファーム生産で調教印も△なら、この2頭を評価する形で。アンヴェイルド、キネオペガサスも仕上指数はまずまず。
京都5R

◎4.セセリ
ここは仕上指数、追切指数ともトップで「70」以上をマークしているセセリが中心でしょう。調教◎+調教変化↑のデータもプラス。
東京5R

◎8.ドラゴンキングダム
○5.クロフネフリート
▲10.サウザンドオークス
注11.ヨウザンフウ
ここは仕上指数トップのドラゴンキングダムで。追切指数も高いですし無難な選択。気になったのはクロフネフリート。仕上指数もまずまずですし、追切指数は上位。血統的にも悪くありません。
京都6R

◎6.タガノグランパ
○5.サンレイフレンチ
▲15.アグネスモバイル
サンレイフレンチは仕上指数、追切指数トップですが、調教指数がマイナスという点が気がかりで○の評価。タガノグランパは仕上指数、追切指数とも上位で調教◎+調教変化↑のデータ。仕上指数上位のアグネスモバイルも十分通用する指数。
ジャパンカップの注目馬は?

仕上指数トップはスマートギアですが、常に仕上指数が高い1頭でアテにし辛い印象。2番手がエイシンフラッシュ、3番手がジェンティルドンナなのでこの2頭の争いでしょうか。
ヒットザターゲットの追切指数「75」は自身の中で出した追切指数の中でもトップ。仕上指数もまずまずなので注目でしょう。
ゴールドシップの仕上指数「59」追切指数「55」は過去と比べて低い指数なのが気がかりです。
注目馬はエイシンフラッシュ、ジェンティルドンナ、ヒットザターゲットの3頭で。
展開予想はコチラでやってます!
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土曜新馬戦を当てよう
土曜の結果はどうだったのか振り返りつつ、日曜の新馬戦を予想しましょう。
東京5R
ん〜特に不安要素もないので前日通りでいいでしょう。ワイドでも十分な配当なのでワイドを選択。直線ではシステム班Kさん並みの「死ぬ気で追え」と思い、何とか2・3着でワイド成立。

ワイド4.2×3000=12600

因みに勝ったエアアンセムにはパドック点が!さすがです。
東京6R


ん〜前日◎にしたトーセンプレジオはパドック無印ですか…。ここは金額を抑えておこう…前日に挙げた三連複のみ。2着のレッドファルクスは仕上指数もまずまず。3着のランデッククィーンは追切指数上位でした。
京都6R
「仕上指数が抜けていた2頭の3着以内は堅いでしょう〜」と考えつつ、馬連でもいいけどワイドで確実にいこうと選択。1.7倍(購入前のオッズ)あればこれで十分でしょう。
レースは3着に人気薄の2.ミキノグランプリ来たからちょっとはいい配当になるかな〜と楽しみにしてたら…ん?ん?ん?いやいやいや3着同着って…。まさかこのタイミングでワイドの弱点が露呈することになるとはorzネタもいいとこ。

ワイド1.2×3000=3600
京都7R

ここは前日◎のアドマイヤラブの複勝を選択。レースは見所なく終了。。。仕上指数トップのアグネスキングが勝って単勝2990円ですか…。これはショックが大きいですね…。2着のマホンは追切指数上位で仕上指数もまずまずでした。
安井:なにやってるんですか〜。
ぐぬぬ。。何もいえません。
気を取り直して日曜日の新馬戦を見ていきます。つづく。。。
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